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更新日:2007年12月

Drからの守れ安産!メッセージシリーズ第11回
「35歳はお産の曲がり角!? 高齢出産はリスク管理が肝心」の巻

にんぷの世界へようこそ! このコーナーでは、にんぷワールドで必ず出遭う言葉や現象の“知ってるつもり”を再検証! ためになりますよ〜!

INDEX

 

結婚年齢が遅くなって、35歳以上で初めてお産を迎える人も増えています。ますます高齢化する出産年齢。そのリスクとは? 安産のために医療ができること、そして妊婦自身ができることとは? 国立成育医療センター産科医長、久保隆彦先生のお話です。

高齢出産は30年前の4倍!

久保隆彦先生

久保隆彦先生
国立成育医療センター産科医長。医学博士。岡山大学医学部卒業後、聖隷浜松病院NICU、高知医科大学助教授、国立大蔵病院産科医長を経て、現職。専門は周産期医学、胎児・新生児学、周産期ME。妊婦と胎児の安全のために日夜取り組む。本音で話せる熱血医師。

20代で出産する女性が減って、30歳を越えて初めて出産する女性が増えています。
35歳以上で第1子を生んだ、いわゆる高齢出産は、30年前と比べると約2倍。少子化でお産する女性は全体に減っていますから、出生率の割合から見ると、約4倍の増加です。初産全体でみると、8.7%を占めるまでになっています。
いまや35歳以上で初めて出産することは、珍しくもなんともない。よくあること、ふつうのことになっているんです。40歳以上のお産も昨年全国で2万人を超えました。
女性が社会で活躍するようになり、結婚する年齢が上がり、当然、お産年齢も上がってきた。企業も対策をとり始めてはいますが、働きながら子どもを持てる職場環境はまだなかなか整っていませんから、たとえ結婚しても妊娠に踏み切るには勇気が必要で、その結果ますます高齢で初産を迎える女性が増えていくことでしょう。

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出産適齢期って、いつなの?

女性にとって、「そろそろ産んでもいいかな」と思える社会的な出産適齢期が、今は30代ということなのでしょう。しかし生物学的、肉体的適齢期は昔と変わっていません。
女性の健康を維持し、妊娠出産に不可欠な女性ホルモン分泌のピークは10代後半。とくにエストロゲン(女性ホルモン)は、17〜18歳がピーク。その後、20〜30歳位までは安定して分泌されていますが、30歳くらいから緩やかに下っていきます。
エストロゲンが減少すると、肌の弾力や艶がなくなってきて、シミ、シワが増えていく、いわゆる「お肌の曲がり角」を迎えますが、それは同時に「お産の曲がり角」でもあるのです。
エストロゲンが減少すると、卵子も相応に年を重ね、デリケートになりダメージを受けやすくなります。
受精して細胞分裂していく際にエラーが起きやすくなり、流産や子供の染色体異常につながります。
流産のリスクは、20代後半は9.5%ですが、30代前半は12%に。それが30代後半になるとぐんと高くなって19.7%、40代前半では40.8%にもなっていきます。
高齢になればなるほど、切迫流産、切迫早産、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や妊娠糖尿病などのリスクも高まります。
また30代後半になると、子宮筋腫、腎臓や肝臓の病気、がんなど、いわゆる加齢と伴に増加する病気も増え、うつ病やパニック障害など精神疾患も増えていきます。
こうした病気と妊娠が重なれば、さまざまなトラブルが生じやすくなるのも当然でしょう。

何歳から高齢出産なの?
一般に35歳以上で出産する場合を高齢出産という。日本産婦人科学会のガイドラインでは、35歳以上で初産の場合を、『高年初産』としている。
母親の年齢層別、第1子の出生数の推移

初産を20代で迎える女性が減少、30代が増加している。
(参考:平成17年度 国民生活白書より)

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妊婦健診と自己管理で、めざせ安産!

まめに健診を受けて、リスクを回避しよう

まめに健診を受けて、リスクを回避しよう

高齢出産のリスクを知って、ちょっと怖くなってしまった人もいるかもしれません。でも“リスクあるところにリスク回避法あり”です。
大事なのは、リスクの正体を見極めること。そのためには、妊婦健診を欠かさず定期的に受けることです。超音波検査、血液検査、尿検査などで、妊娠中の経過をしっかり把握し、異常を早期発見、管理することでリスクを回避していくのです。
切迫流産、切迫早産は、無理せず安静にしていることで、多くの女性が無事に乗り切っています。
切迫早産の前段階は、経膣超音波検査による子宮頸管長を測定することで早期に発見できます。診断がつけば、入院、安静、点滴などで、赤ちゃんを正期産まで育てることもできます。
かつては、心臓、腎臓などの重い病気で「子どもを産むのは無理」とあきらめていた人も、今は医学的な管理をしながら無事に出産にこぎつけることができるようにもなっています。
高齢になると、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)や、妊娠糖尿病のリスクも高くなりますが、これらは、まずはひたすら予防に努めましょう。
塩分控えめ、低カロリー、高たんぱくの食生活、規則正しい生活、適度な運動、体重管理……などありますが、妊婦健診で早期発見が一番大切です。
また、不妊治療で妊娠した人は、自然妊娠の人よりも、妊娠高血圧症候群や前置胎盤、精神的トラブル、早産などのリスクが高くなるので、いっそう気をつけましょう。とくに多胎妊娠の場合は、まめに健診を受けてください。

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高齢だと難産になりやすい?

高齢で初産だと難産になりやすい、ともよく言われますが、一概にはいえません。ただ、分娩時間が20代に比べて長くなり、帝王切開や吸引分娩などの器械分娩が多くなる傾向はあります。
高齢になると、子宮口が開きにくくなるのです。
「軟産道強靭(なんざんどうきょうじん)」といって、子宮頸管が柔らかくならないので、赤ちゃんがなかなか下りてこられないのです。陣痛の異常も起こりやすくなるので、母子の状態を見ながら、危険と判断されると帝王切開に切り替えることもあります。
帝王切開をためらう人もいますが、今は全国の17%のお産が帝王切開で安全に行なわれています。こうした場合の手術は、母と子の命を第一に考えた最善の方法なのです。

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命を宿したときが、本来の自分の出産適齢期

高齢出産には、確かにさまざまなリスクがあります。でも、命を宿したときが本来の自分の出産適齢期。まずは、妊娠というスタートに立てたことをおなかの赤ちゃんとともに喜びましょう。
そして、若い人以上に妊婦健診をしっかりと受け、トラブルの予兆があれば医師とともに、早期に対策を立てていきましょう。
自分と赤ちゃんのからだを最優先に考えた生活を送ってください。
野菜を中心に魚や肉などをバランスよく取り入れた薄味の和食を手作りし、できるだけストレスの少ない生活を送りましょう。睡眠を十分にとり、体重は妊娠前から7〜12?の増加で分娩となるようにしましょう。
医師の管理のもと、ウォーキング、妊婦体操、スイミング、ヨガなど適度な運動とリラックスすることも心がけてください。
不安なこと、気がかりなことは、ひとつずつ担当の医師に相談し、解決して、どうぞ元気な赤ちゃんを産んでください。

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監修/久保隆彦先生(国立成育医療センター産科医長)

 

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