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妊婦の頭痛の原因は?対処法はこれ

2018.06.27

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ふだんから頭痛持ちだった人だけでなく、妊娠してから頭痛に悩まされるようになったという人も少なくありません。しかも妊娠中は安易に薬が飲めないからといって、ガマンをする人も多いよう。でも諦めないで。ちょっとしたアイデアで、頭痛が軽くなる対処法があるのです。まずは自分の頭痛のタイプを知って、それに合った方法で対処しましょう。薬に頼らないでケアできる、手軽なツボ押しもチェック。

監修者プロフィール

寺師恵子先生
けい子レディースクリニック表参道 院長

国立病院医療センター(現独立行政法人国立国際医療研究センター)産婦人科医、日野市加来産婦人科医院副院長を経て、2003年にけい子レディースクリニック表参道を開院。「なんでも相談できる婦人科医」として幅広い世代の女性から信頼を集める。
けい子レディースクリニック表参道

妊娠中に起こりやすい頭痛とは?原因は?

初期と後期では頭痛の種類が違う?

ひと口に頭痛といっても、いくつか種類がありますが、ここでは身近におこりやすい、偏頭痛筋緊張性の頭痛の2つの頭痛をとりあげます。種類によって原因や対処法が異なるので、まずは自分の頭痛のタイプを知ることが必要です。

妊娠初期に多い偏頭痛

こめかみや目の周りがズキンズキンと痛む場合は偏頭痛といって、脳の血管が急激に拡張することから起こります。妊娠初期に比較的多いタイプです。ひどくなると吐き気や嘔吐を伴うこともあります。一般的には疲労やストレスが原因といわれますが、妊婦の場合、妊娠して黄体ホルモンが増加し、自律神経のバランスが崩れることも原因と考えられます。いわばつわりの一つなので、安定期に入ると自然と収まってきます。
ちなみに、ふだんは平気だった人が頭痛を感じると、妊娠のサインとも考えることもできます。

妊娠中期・後期に多い筋緊張性の頭痛

後頭部から首筋を中心に、頭全体がギューッと締め付けられるように痛む場合は筋緊張性の頭痛で、妊娠中期や後期に多いタイプです。頭痛だけでなく、体全体が重だるく感じることもあります。筋肉が緊張して血流が悪くなることが原因で、お腹が大きくなって不自然な姿勢が続いたり、運動不足が続いたりすることから起こると考えられます。

妊婦の頭痛の対処法!頭痛を和らげるツボはこれ

ふだんなら、つらい頭痛も頭痛薬を服用すれば落ち着くという人も、妊娠中は安易に服用はおすすめしません。そんな妊婦にとって、ツボ押しは頭痛を和らげる強い味方!そこで頭痛を軽減するといわれるツボをご紹介します。ツボ押しは、気になったら自分ですぐにできるのがいいところ。じわーっときく場所を、「気持ちがいい」と感じる強さで押しましょう。
偏頭痛の場合は、頭から遠い位置を刺激するほうがいいと言われるので、手のツボ「合谷」がおすすめです。
筋緊張性の頭痛の場合は、ダイレクトに頭や首筋を刺激しても大丈夫。また、首筋や肩のツボをホットタオルなどで温めると、コリや緊張がほぐれて気持ちがいいですよ。

首筋の「風池(ふうち)」、頭と首の境目の「天柱(てんちゅう)」

首筋の外側、生え際のくぼんだ部分が「風池」、首を後ろに傾けたとき、支点となる部分が「天柱」です。首や肩のコリをほぐすツボでもあります。両手の親指の先をツボに当て、残りの指で頭全体を包むように刺激するとスッキリします。

頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」

両耳と鼻の延長線が交わる、頭のてっぺん部分、押すと気持ちのいいところです。デリケートな場所なので、指の腹で強すぎない程度にゆっくり押してください。百会は自律神経を整えるともいわれるので、イライラするときや、集中できないときも刺激するといいですね。

顔にある「印堂(いんどう)」、「頷厭(がんえん)」、「太陽」

眉間の真ん中にあるのが「印堂」です。力を入れすぎないように注意してください。また、髪の生えぎわで口を開け閉めしたときに動く「頷厭」や、目と眉の端の中間点から指2本分外側にあるくぼみ「太陽」もツボです。これらは頭痛だけでなく、目の疲れも和らげてくれます。

首と肩先にある「肩井(けんせい)」

首と肩先の真ん中、肩の筋肉の中心にあります。人差し指と中指で、体の中心に向かって力を入れる感じで長めに押します。肩こりも和らげてくれます。

親指と人差し指の間にある手にある「合谷(ごうこく)」

偏頭痛タイプに、とくにおすすめです。親指と人差し指の骨が合流する部分より、少し人差し指側。少しへこんでいる部分です。ここを反対側の手の親指と人差し指で押します。合谷は頭痛のほか、肩凝りやイライラなどあらゆる不調を改善してくれる「万能のツボ」とも言われます。この場所なら、電車の中や仕事中でも、人の視線を気にすることなくツボ押しできますね。

安静にしても治らないときは?

頭痛に限らず、妊婦は体調がすぐれないときは安静にするのが鉄則です。偏頭痛タイプでも筋緊張性タイプでも、まずは横になって休むのがいちばん。それでも治らないときは、次の対処法を試してみてください。

ハーブの香りでリラックス

それでなくても妊娠中は気持ちが不安定になりがち。頭痛で気持ちが沈みがちになったら、温かいハーブティーでホッとリラックスして心を落ち着かせましょう。水分をとることも頭痛の軽減につながるので、一石二鳥です。

偏頭痛の場合は冷やす、筋緊張性の場合は温める

冷やすのがいいのか、温めるのがいいのか?これは頭痛のタイプによって異なるので注意しましょう。

こめかみがズキンズキンと痛む偏頭痛の場合は、血管の拡張が原因なので、痛むところを冷たいタオルなどで冷やしてみましょう。小さな保冷剤をタオルで包むと手軽に冷やせます。
いっぽう、締め付けられるように痛む筋緊張性の頭痛の場合は、血行不良が原因なので、温めるのが基本。蒸しタオル(電子レンジでぬれたタオルを温める)で凝ったところを温めたり、半身浴をしたりして血行をよくする工夫をしましょう。軽いストレッチもいいですね。筆者のおすすめは、大きな筋肉が集まる肩甲骨回り。肩を回して筋肉をほぐしたり、肩甲骨のくぼみをマッサージしたりすると(これはパートナーに手伝ってもらいましょう)、たちまち上半身がポカポカしてきます。

ツボやヘッドスパでスッキリ

手軽にケアできるツボ押しのほか、ちょっと贅沢ですが、ヘッドスパを施術してもらうのもいいですね。頭に集まっているツボをいっきに刺激してくれるので気分爽快!妊婦さん向きのヘッドスパを行う産婦人科やサロンも増えています。

ホットアイマスクでじんわり緊張をほぐす

市販のホットアイマスクもおすすめです。視界が遮られてウトウトすると心静かになれるし、目の周りを温めることで筋肉の緊張がほぐれます。気がつくと、頭も気持ちもスッキリ!

ほんの少しだけカフェインを摂る

コーヒーなどに含まれるカフェインには鎮痛作用があるといわれます。妊娠中は、大量にカフェインを摂ることはNGですが、1日1~2杯くらいならかまいません。とくにコーヒーが好きな人なら、無理にガマンをするより少し飲むことでストレスが少しでも軽減されるといいですね。

頭痛で吐き気が止まらない時は

無理をせず産婦人科へ

吐き気が止まらない、安静にしてもまったくよくならない場合は、迷わず産婦人科に相談してください。何か別の原因があるのかもしれません。無理をせずに早めに受診しましょう。

妊婦の頭痛に薬はどうなの?

市販の頭痛薬は飲まず医師に処方してもらう

妊娠中に市販薬は避けるというのは、頭痛も同じです。とはいえ「どうせ薬は飲めない」と、あきらめないで。病院でなら、妊娠初期から飲める頭痛薬も処方してもらえます。痛いのをがまんしてストレスをためるのではなく、飲んでも安心な薬で気持ちよくマタニティライフを送りましょう。

頭痛は安静にして体も心もリラックスすることが一番。特に妊娠初期はホルモンバランスに大きな変化が起こっているので、疲れやすく神経も過敏になっている時期です。ふだんは平気な人も、妊娠して頭痛に悩むこともあります。仕事や家事はできるだけ量を減らして、つらいときは無理をせずに休息する習慣を。また、妊娠時期と症状から、自分の頭痛のタイプを知ることも大切。偏頭痛タイプだったら冷やし、筋緊張性タイプなら温めるなど、症状に合った対処法を選びましょう。セルフでできるツボ押しやマッサージですが、パートナーと一緒に楽しく行えば、リラクゼーション効果も倍増!それでも治らないなら、無理をせずに産婦人科で相談して薬を処方してもらうことも大切です。妊娠中にストレスは大敵。少しでも不快な痛みはなくして、スッキリ気持ちのいい毎日を過ごしましょう。

監修/けい子レディースクリニック表参道院長 寺師恵子先生

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