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マタニティ気功【妊娠中のスポーツ】

2006.12.06

学資保険相談キャンペーン実施中

「中国の公園で、みんながやっている体操みたいなもの」「手をかざすだけで病気が治る超能力っぽいやつ」というイメージの気功。体に良さそうな気はするけれど、実際にはどういうものかよく知らない人も多いでしょう。実は、その気功が妊娠中のエクササイズにピッタリなのだとか。
とはいえ、ちょっととっつきにくいと感じる人のために、マタニティ気功を教えている『神戸癒しの学校』に伺って、レッスンの現場を取材してきました!

この記事の監修

叶治泉さん

かなえ・じせん/『神戸癒しの学校』『乳幼児教育・神戸アカデミー』主宰。楊名時老師をはじめ、各流派の気功の第一人者から、武術・気功・東洋療法を学ぶ。また、スズキメソードで有名な鈴木鎮一氏に師事し、独自の『ホリスティック・エデュケーション・メソッド(全人まるごと教育法)』を開発。胎児から小学校の子どもたちの能力開発、父兄指導も行う。主な著書に、『赤ちゃんはみんな天才になれる』(祥文社)など。

まず、胎児の
すばらしい能力を知ろう

神戸市内の住宅街の、落ち着いた一軒家。『神戸癒しの学校』を主催する叶治泉(かなえじせん)さんは、ここで気功を取り入れたマタニティサロンを開いています。

プログラムは全8回。毎回、気功を行っていますが、同時に胎内の赤ちゃんを映したビデオを見たり、妊娠中の食生活なども学びます。後半は、お風呂の入れ方やおっぱいのあげ方など育児法も。

「ビデオでは、胎内のリアルな赤ちゃんの映像を見たりします。たった1つの細胞がどんどん分裂していって、心臓ができ、脳ができ、手足が生えてくる。その様子が映し出されます。子宮の中にママやパパの声が、はっきり届いているのもわかります」(叶さん)。

自分の意思でおっぱいに吸い付き、ママの匂いをはっきりとかぎ分ける嗅覚も持っています。生まれた直後の赤ちゃんの両脇を支えて持ち、床すれすれに前に移動させれば、まるですでに歩くことを知っているかのように、足を左右交互に前に出します。手に棒を握らせ、そのまま持ち上げれば、なんと片手だけで、自分の全体重を支えてぶらさがるのです!

何もできないと思っていた赤ちゃんが、じつはすでにおなかの中で、すばらしい能力を獲得して、誕生していたことがわかります。

「この能力を知って、妊娠中から子育てをしていけば、産後の育児もスムーズにいく。気功はそのための、とてもいいエクササイズなのです」(叶さん)。

叶さんが気功を始めると、そこにすーっと不思議な集中力が生まれて、静かで落ち着いた気功空間ができる。

dumy妊娠中から気功を始めたママと、産後に気功を始めたママ。気功の動作もすっかり板について、カッコいい。「気功は生活の一部です」とふたり。

調身・調息・調心で、
ととのった自分を作る

古代中国で誕生し、健康法や鍛錬法、修行法として、また武術や医学など、さまざまな形で受け継がれてきた気功。

叶さんは日本に気功を紹介したさきがけです。気功の各流派の第一人者に師事し、あらゆる気功を究めてきました。

「気功の基本は、調身(ちょうしん)・調息(ちょうそく)・調心(ちょうしん)です」(叶さん)。

調身とは、体の姿勢、動きをととのえること。調息とは、呼吸を十分におだやかに行うこと。調心とは、心を落ち着かせること。

「体と呼吸と心、この3つをととのえていくと、心身ともに健康で明るい“ととのった自分”ができてくるんです。ととのった自分は、ほかのだれよりも頼りになり、人生を生きる上での、よりどころとなります」(叶さん)。

妊娠中は母体が大きく変化して不調が出やすいとき。体のバランスも悪くなりがちです。そんなときこそ、気功の出番。「調身」で体がととのえば、妊娠中のつらい腰痛や肩コリも軽くなって、安産に導かれます。「調息」で深く十分な呼吸をすると、赤ちゃんに新鮮な空気を効率よく送ることができます。赤ちゃんの成長も促されます。そして、「調心」で不安やストレスが解消し、お母さんと赤ちゃんの絆が強く結ばれるのです。

「楽しい未来も想像できるようになります。妊娠中から母子の絆ができているから、生まれてからの母子のコミュニケーションもうまくいく。子育ても楽しくなるんです」(叶さん)。

マタニティ気功を試してみよう!
昇降開合呼吸法

動き+呼吸+イメージを
同時に行う

実際の気功は、どれもまるで宇宙船の無重力状態の中にいるような動きです。水中のダイビングの動きにも似て、ゆる~り、ふわ~り、うねるような動き。

「呼吸はできるだけゆったりと長く。鼻から吸って鼻から吐きます。そのとき、全身に空気をぐるりと巡らせるようにイメージするのです。足の下から、おなか、胸、顔、頭の後ろと順々に意識し、背骨、お尻、足元まで、空気が通っていく様子をイメージします。横隔膜を下げる腹式呼吸は子宮を圧迫するので、妊娠中は胸に空気を入れる胸式呼吸で行います」(叶さん)。

〈昇降開合呼吸法〉は、気功の基本的な呼吸法。

両脚を開いて、ひざを緩めて立ち、鼻で息を吸いながら、両手を顔の前あたりまでふんわりと持ち上げます。吸い終わったら、吐きながら手を下に。

次に、息を吸いながら両手を左右から開いて、吐きながら、元に戻ります。

最後は、おなかに手を当て、赤ちゃんに新鮮な空気をいっぱい送るイメージで、ゆったり呼吸します。

「手や体の動きに呼吸がついて、さらにそこにイメージをプラスするのです」(叶さん)。

動き+呼吸+イメージ。気功は、これを同時に行います。動きは調身、呼吸は調息、イメージは調心。この3調がうまくいけば、生命力が湧いてきて、「ととのった自分」になっていくのです。

語りかけが、
親子の絆を強くする

「語りかけも大切です。ゆったりとした呼吸、おだやかな気持ちで、おなかの赤ちゃんに声をかけてください。元気? お母さんは元気よ~、会えるのを楽しみにしてるよ~、いい天気だね~、と。おなかに手を当てながら語りかけると、骨伝導でより胎内の赤ちゃんに声が届きます」(叶さん)。

赤ちゃんの聴力は、おなかの中でかなり早い段階から育っています。生まれたばかりの赤ちゃんが、ほかのだれよりもママの呼びかけに敏感に反応し、安心の表情を見せるのは、胎児時代からのママの声を覚えているからだともいわれています。

「ママの声がけで赤ちゃんと気持ちが通じ合うので、コミュニケーションがうまくいって、育児が楽しくなるんです。だから、おなかの赤ちゃんにいっぱい話しかけてあげてください」(叶さん)。

おなかに手を当て、「元気?」「いい天気よ~」「空がきれいよ」と、穏やかで素直な気持ちで、赤ちゃんに語りかけよう。

腰痛が消え、
産後の回復も早い

妊娠中にマタニティ気功に出会った参加者の宮本さんは、気功のメリットをすぐに実感したといいます。

「腰痛がひどくなって、妊娠中でも無理なくできるエクササイズはないか、というので、主人が見つけてきてくれたんです。腰痛で立つことも苦痛だったのに、1回目の気功でなんとなく効果を感じて、2、3回目でもう痛みが気にならなくなっていました。産後も、気功をしていた2人目のほうがラクでしたし、回復も早い気がします」。

出産後も、親子クラスに参加。気功も続けているといいます。

「気功は生活の一部になっています。気功をするとすっきりと気持ちがいいんです。疲れや体のひずみが、知らないうちに癒されている感じがします。子育ても楽しいです」(宮本さん)。

マタニティ気功を
始めたい人は

マタニティ気功は、現在、神戸で行われています。全8回コースで1万6000円。産後の母子ペアのスクールもあります。詳しくは以下のホームページか、電話で問い合わせてください。

●『神戸癒しの学校』ホームページ

問 TEL078・271・6663

取材協力/『神戸癒しの学校』(兵庫県神戸市) 監修/『神戸癒しの学校』校長・叶治泉さん

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古代中国で誕生し、健康法や鍛錬法、修行法として、また武術や医学など、さまざまな形で受け継がれてきた気功。今回はその気功が妊娠中のエクササイズにぴったりという話です。妊娠・出産のサポートサイト「プレママタウン」

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