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頭痛もつわりなの? やわらげる方法は?

2017.04.23

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つわりといえば吐き気や嘔吐だけかと思いきや、頭痛を訴える人もいます。ある論文では、頭重感は軽いつわり症状、頭痛は重いほうに分類されています。頭痛もれっきとしたつわり症状のひとつなのです。強い痛みではないものの慢性的に続くこともあり、結構つらいという人もいます。頭痛をやわらげる対策を含めて、産婦人科医、島岡昌幸先生(京都市・島岡医院)にアドバイスいただきました。

監修者プロフィール

島岡医院(京都市南区)院長
島岡昌幸

「母と子がハッピーになってほしい」と願い、専門の周産期医療はもとより、育児や子どもの皮膚のことなど、日夜勉強を重ねている。母と子が集い学び楽しむ「親育ち、子育ち」の場も多数企画。1970年関西医科大学医学部卒業。同大学附属病院産科主任、大阪府済生会泉尾病院産婦人科医長、奈良東生駒病院初代院長を経て、1983年、島岡医院院長。

http://www.shimaoka-ob-gy.minami.kyoto.jp/

15%の人が頭痛づわりを
経験している

ホルモンが関係している!?

約15%、6~7人にひとりが妊娠初期に頭痛を経験するといわれています。意外に多いのですね。でもなぜ、妊娠初期なのでしょう? それにはホルモンが関係しているようです。

妊娠前、月経が始まる前に頭痛が起こるのには、プロゲステロン(黄体ホルモン)が関係しているといわれています。プロゲステロンは、妊娠の維持に欠かせないホルモンで、妊娠初期に分泌量が増えるのです。また、つわりの強い人はエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が多いといわれています。これも胎児発育に欠かせないホルモンで、頭痛の原因になるのです。

主な頭痛は片頭痛と緊張型頭痛

片頭痛の症状

片頭痛は頭の片側にズキンズキンと脈打つような痛みを感じます(両方のことも)。階段の上り下りなどの日頃の動作で痛みが強くなることもあります。また、吐き気や嘔吐を伴うことが多く、頭が痛い間はふだん気にならない光や音、臭いに不快感を覚えることがあります。

緊張型頭痛の症状

頭の表面を強く押されたり、圧迫されるような感じです。症状は片頭痛より軽く、日常生活に不都合があったり、寝込むようなことはありません。デスクワークなどで前屈み姿勢になる人に多く、肩こりをともなう人もいます。心理的なストレスや不安感も関係するといわれています。

頭痛を軽くする方法

対策は、片頭痛と緊張型頭痛で違う

片頭痛の場合

寝すぎや、逆に睡眠不足、あるいは温度差などが片頭痛を誘います。どんなときに片頭痛が起こるかをメモしておき、心当たりがあれば生活リズムを変える、環境を整えるなど心がけてみましょう。

すぐに効果があるのは、冷湿布。食品についてくる保冷剤をタオルに包んで、患部を冷やします。

緊張型頭痛の場合

長時間の前屈姿勢が誘因になります。仕事がデスクワークの人や長時間パソコンに向かう人は後頸部の筋肉のコリを軽くすることが大切。30分から1時間に1回は背中を伸ばす、首や肩を回すなど軽い運動でコリをほぐしましょう。熱いお湯で絞ったタオルや市販の温湿布剤を、後頭部に当ててリラックスするのも効果的です。

食べると頭痛を
起こしやすい食品とは

国際頭痛学会では、厳格な基準をもとに、頭痛を誘発する薬物や物質を特定しています。その中から注意したい食品を探してみました。

ホットドッグ頭痛の原因は亜硝酸、硝酸

食品添加物の亜硝酸、硝酸は頭痛を誘発することが確認されています。以前はソーセージに保存料としてこれらが使われていたため、ホットドッグを食べたあとに起こる頭痛をホットドッグ頭痛と呼んでいたそうです。

チャイニーズレストラン症候群の原因は、グルタミン酸ナトリウム

中華料理には化学調味料として、グルタミン酸ナトリウムが多用されている場合があります。とりすぎると頭痛を起こすことがあるので、チャイニーズレストラン症候群と呼ばれています。

チョコレートは大丈夫!

以前はチョコレートと赤ワインが片頭痛を誘う食品として有名でしたが、チョコレートは無罪放免! 科学的な研究で大丈夫とわかっています。

赤ワイン、アルコールは頭痛の誘因

赤ワインが片頭痛を起こしやすいのは確かなようです。赤ワインだけでなくアルコール全般が誘因になります。妊娠中はやっぱり禁酒がベストなのですね。

Dr.島岡「頭痛には、
散歩がおすすめ」

頭痛対策には適度な運動が有効です。家の中に閉じこもらず外に出て歩きましょう。つわりの時期はまだマタニティスポーツなどには参加できないので、散歩がお勧めです。頭痛や肩こりには血液の流れをよくすることを考えましょう。

「つわりでしんどい、あまり動きたくない、だから家の中でじっとしていたい」となりますが、残念なことに家の中でじっとしていると血液循環が悪くなります。血液循環が悪くなると体の隅々まで十分な酸素が運ばれなくなります。1日20分でも30分でも歩くようにしましょう。歩くときに両手を大きく振ると肩こりの解消にもつながります。

参考文献
日産婦誌50巻6号「産科合併症とその対策-妊娠悪阻にまつわる諸問題」
恩田威一著「悪阻なんてこわくない:安産のための手引き」同成社刊
日本神経学会HP「代表的な神経内科の病気『頭痛』」

取材協力:
島岡医院(京都市南区)スタッフの皆様、NPO法人チャイルドトラスト

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