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妊娠14週。胎児の様子は? 母体の状態は?

2018.04.02

カンタン60秒!タイプ別プレママ診断

妊娠14週の胎児は、手を握ったり、手首を曲げたり、足でキックするような動きをしたり、手足を活発に動かすようになってきます。首も伸びてきて、まぶたや乳歯の準備も。パーツがどんどん充実してきています。ついに性別もわかるかも!? ママのお腹はふくらみが目立ちはじめ、出産に備えて循環する血液の量が増えてきたので、貧血に注意!このころの胎児のこと、母体のこと。東京マザーズクリニック院長、林聡先生にうかがいました。

監修者プロフィール

林 聡(はやし さとし)
東京マザーズクリニック(東京都世田谷区)院長

「お母さんだけでなく、胎児も患者」をモットーに、専門性の高い最新の産科医療で、安心安全の妊娠・出産・育児をサポート。1992年広島大学医学部卒、同大学院修了。県立広島病院産科婦人科副部長、フィラデルフィアこども病院・ペンシルバニア胎児診断・胎児治療センター留学を経て、国立成育医療センター周産期診療部胎児診療科医員、医長。2012年東京マザーズクリニック院長に就任。
http://mothers-clinic.jp/

妊娠14週、胎児の様子は?

手足の動きが活発になる

手を握ったり開いたり
足よりも早く発達するのが手! 妊娠14~15週になると、手首を曲げる、手を握るなど、かなり器用に手を動かすようになります。

足でキックもできる!?
足の動きも活発になります。まるでキックしているよう。ひざから下を曲げたり伸ばしたり、足首を上下させるなどの動きをみせる胎児もいます。

体のパーツがどんどんできてくる

首ができてくる

妊娠14週には、胎児の体の細かなパーツも完成に近づきます。今までは胴のすぐ上に頭がありましたが、首が伸びてきます。そのおかげで頭の向きを変えることもできるようになってきます。首の中には食道や喉頭もできてきます。

乳歯の準備も始まる

顔には頬もでき、口の中では歯茎の下に乳歯が生えはじめます。

まぶたができてくる

胎児の目そのものはかなり早くからできていて、妊娠10週ころにはレンズ(水晶体)が働きはじめ、光に反応するといわれています。目をおおうまぶたは妊娠12週ころにはできますが、妊娠26週ころまでは閉じられています。暗い羊水の中で成長する胎児には、視覚はまだ不必要ですが、脳の中では目を使う日のために準備が進んでいます。

うぶ毛と胎脂で体を守っている

この時期の胎児の体は全身、うぶ毛でおおわれています。このうぶ毛は妊娠12週ころに生えてきて、未完成な胎児の皮膚を守る働きをします。また、皮膚はうぶ毛のほかに胎脂という蝋(ロウ)のような脂でおおわれています。胎児期特有のうぶ毛は出生までに抜け落ちますが、胎脂は出生後も残っていることがあります。

妊娠14週、胎児の大きさは?体の変化は?

妊娠14週のはじめのころの体重は60gくらいですが、14週の終わりころには80gくらいになります。体の各器官の形成期が終わって、臓器の基本的な形が完成。そして、それらの機能がじょじょに発達してきます。また、男の子と女の子それぞれ外性器の形も完成してきます。

男の子は、妊娠14~15週にわかります

妊娠12週6日。男の子の証が股の間に見えた! 妊娠14~15週でわかることが多いのですが、12~13週でわかることも!

男の子のほうが早くわかる
胎児の性別はエコー・超音波検査でわかります。男の子のほうが女の子より先にわかり、妊娠14~15週には、ほぼ確実にわかります。男の子の外性器には突起しているという特徴があるので、超音波検査のモニターに映りやすく、判断もしやすいのです。

女の子と確実にわかるのは、妊娠17~19週ころ
女の子の場合、超音波検査のモニター画面に外性器がはっきり映り、確定診断ができるのは妊娠17~19週のこと。それ以前は「男の子ではない」という消去法で女の子と判断します。

性別はどうやって決まるの?

精子の性染色体によって決まる
胎児の性別は、卵子と精子が受精した瞬間に決まります。胎児の性別を決めるのは性染色体です。卵子の性染色体はX1種類ですが、精子の性染色体はXとYの2種類があります。X性染色体をもつ精子が受精すると、胎児の性染色体はXXとなって女の子になり、Y性染色体をもつ精子が受精すれば、XYとなり男の子になります。

外性器の原型は妊娠8~9週ころに作られる
胎児の外性器は妊娠8~9週に原型ができます。作られたときには構造に性差はなく、原型は女性型です。しかし、性染色体がXYの男児の場合、精巣からアンドロゲン(男性ホルモン)が分泌されはじめ、男性型の外性器に変化していきます。こうして、妊娠14~15週には男の子の外性器が超音波検査のモニターで確認できるようになります。アンドロゲンの影響を受けない女の子の外性器は女性型のまま発育していきます。

Dr.林「性別を知りたいワケは…」

私のクリニックでは、性別を知りたいというご夫婦の希望はすべて受け入れています。以前は人工妊娠中絶が可能な妊娠21週6日より前の性別診断はするべきではない、ともいわれましたが、今は赤ちゃんの性別を気にするご夫婦はほとんどいません。

ひとりかふたりしか産まない時代なので、赤ちゃんの性別にこだわりはないようです。性別に合う胎名で呼んであげたい、おなかの赤ちゃんと対話するために知りたいなど、いい意味の胎教をしたいという前向きな動機が多いように思います。

妊娠14週、妊婦の体の様子は?

母体の血液量は、どんどん増加していく

母体の血液量は妊娠直後から増えはじめます。血液が胎児の発育に欠かせない酸素や栄養を運ぶ重要アイテムだからです。妊娠14週のころはあまり目立ちませんが、胎児が発育し、子宮が大きくなっていくと、母体の血液量はどんどん増えていきます。出産予定日のころには、妊娠前の1.3倍から1.5倍まで増えます。

血液は、水分量が増えていきます

血液は液体の血清と、赤血球や白血球、血小板などの固形成分(血球)からできています。固形成分の増量はなかなか追いつかないため、液体を増やします。このため、血液は薄まり、生理的水血症という状態になります。しかし、これはとても賢い仕組み! 出産のときには量の違いはありますが、必ず出血します。仮に、正常範囲を超えて1000ml出血したとしても、妊娠前に比べると血液全体に占める割合は低く、母体への影響は少なくてすみます。

妊娠14週、妊婦のおなかの大きさは?

おなかのふくらみで、周囲が妊娠に気づくかも

妊娠4ヶ月になると、ママのおなかはだんだんとふくらんでいきます。人によっては、「妊娠したの?」と周りが気づくこともあるかもしれません。おなかがふくらむのは、子宮が大きくなって、今まで収まっていた恥骨(ちこつ)の陰から上へと押し上げられるから。今は、下腹が少しぽっこり・・・という程度ですが、これからだんだんと大きく、上のほうへとふくらんでいきます。

エコー(超音波検査)は、おなかの上から当てる経腹に

おなかの赤ちゃんが大きくなってくると、経腟超音波のプローブ(検査器具)では、その様子を観察しにくくなくなります。そのため、妊娠12週以降の超音波検査は、ママのおなかの表面にプローブを当てる経腹超音波検査に変わります。経腹超音波は内診台ではなく、診察室内のベッドで受けます。

妊娠14週、気をつけなければならないこと

鉄欠乏性貧血に注意

妊娠中の貧血の原因は、ほとんどの場合、鉄欠乏性貧血です。血液中の酸素はヘモグロビン(血色素)によって全身に運ばれます。鉄はヘモグロビンの主な材料ですから、鉄が欠乏すると胎児に届く酸素も減ってしまいます。

鉄欠乏性貧血の場合、鉄剤を処方されることもありますが、合わせて、鉄を十分にとれるように栄養バランスのよい食事を心がけましょう。また、ビタミンB12や葉酸が不足している貧血の場合には、葉酸とビタミンB群を合わせて補う医療用サプリメントを勧められる場合があります。

妊娠14週、流産のリスクは?

妊娠4ヶ月(12〜15週)も中盤を迎え、流産の可能性は減っていきます。胎盤の完成も間近、つわりもおさまってきている人もいるでしょう。しかし、無理はいけません。いつ何が起こるかわからないのが、妊娠出産です。出血などの体の異常を感じたら、すぐに主治医に相談しましょう。

妊娠14週の体験談

まだ胎動は感じなかったですが、エコーで元気に手足を動かしている様子がとても愛らしかったです! 背骨もくっきりで、小さいながら、もう人間の形をしていて感動しました。つわりから解放されたと同時に軽い頭痛が始まりましたが、マタママさんとの情報交換で同じ時期に頭痛に悩まされている方が結構いらして、妊娠によるものだとわかって、ちょっと心強かったです。

(ぽんくんママさん)

少しつわりがおさまって、食べられる物が増えてきた時期でした。完全に良くなったのは16週頃でした。倦怠感がマシになって、動ける日も増えてきました。つわりが軽減したせいか、気持ちも穏やかになってきました。

(だいこたあんさん)

つわりがまだありましたが、対応策もいろいろ身に付いて、徐々に出かけることができるようになった時期でした。食べつわりだったので、体重管理が始まったところでもあります。

(箒星さん)

つわりがある程度落ち着いてきて、たまに吐くくらいになりました。この頃から、お腹がポコッと、中の空気が移動しているような感覚があり、今思えば胎動の始まりだったかも知れません。きつい時期を乗り越えて、ようやく赤ちゃんのことを考え出した時期でした

(あやぽん0922さん)

妊娠が判明したときから、ずっと続いていた悪阻がなんとか落ち着いて来た頃です。ゼリーやところてんしか食べられなかったのが、やっと普通の食事ができるようになって、うれしかったです。産婦人科で赤ちゃんのエコーを見られるのが楽しみでもあり不安でもあり、次の健診が待ち遠しかったです。

(ムーミンママ29さん)

気候がよく、過ごしやすい季節になったこともあり、外に出かけて散歩したりしました。それでも眠気はあったので、近所を少し散歩しては帰ってきて寝る、という感じでした。自分の体調がよくなってきたこともあり、早く胎動を感じられないかな、と心待ちにしていました。

(★ちび★さん)

少しふっくらしたお腹が嬉しくて、記念に成長写真を撮り始めました。自分の目で見て成長の過程がわかるのがとても嬉しく、いい思い出となってます。まだ胎動がわからなかったので、元気なんだろうか?と不安になることもありました。妊娠何週になっても不安や疑問は常にあり、ネットでの平均的な成長情報と比べながら、かかりつけの医師に相談しながら、不安を解消して、我が子の成長を喜んでいた時期です。

(しゅんたろすさん)

おわりに

妊婦健診を受けたり母子健康手帳を受け取ったり、母親学級に参加したりすると、「妊娠した」という実感が強くなることでしょう。出産予定日まで、できるだけ楽しく、いきいきと過ごしたいものです。 妊婦健診で許可が出たら、妊娠中にできるエクササイズやスポーツに参加してみるのもいいですね。体を動かしてリフレッシュしたり、お友だちを作ったりする機会にもなります。お友だちができれば、同じ妊婦同士で話ができて、情報交換もできます。

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妊娠14週の胎児は、手を握ったり、手首を曲げたり、足でキックするような動きをしたり、手足を活発に動かすようになってきます。首も伸びてきて、まぶたや乳歯の準備も。パーツがどんどん充実してきています。ついに性別もわかるかも!? ママのお腹はふくらみが目立ちはじめ、出産に備えて循環する血液の量が増えてきたので、貧血に注意!このころの胎児のこと、母体のこと。東京マザーズクリニックの林聡先生の監修です。妊娠・出産のサポートサイト「プレママタウン」

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