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妊娠中の赤ちゃんの性別の見分け方!いつわかる?

2018.06.22

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待望の赤ちゃんを妊娠した喜びを夫婦で満喫したあと、安定期になってくる頃には「おなかの赤ちゃんは男の子かな? 女の子かな?」と気になり始めます。「ベビー服を買っておきたい」など、生まれてくる赤ちゃんの性別を事前に知りたいと思う妊婦は多いようです。産み分けを考えていたパパ、ママにとってはなおさらのこと。赤ちゃんの性別はいつ頃からわかるのでしょう。東京都保健医療公社 豊島病院で多くの出産に立ち会ってきた大鷹美子先生に聞きました。

監修者プロフィール

大鷹美子先生
東京都保健医療公社豊島病院産婦人科部長

東京大学医学部保健学科・医学科卒業。日本赤十字社医療センター、NTT東日本関東病院を経て現職。専門は周産期学、臨床遺伝学など。著書に『どうしたの? 産後ママのからだ相談室』(赤ちゃんとママ社)、『高齢出産』(主婦の友社)などがある。
豊島病院

妊娠した! 
赤ちゃんの性別はいつ決まるの?

「赤ちゃんを授かれてうれしい。男の子でも女の子でもいい」
最初はそう思っていたパパ・ママも、おなかがふくらみ、胎動を感じるようになると「おなかの赤ちゃんの性別はどちらかな?」と気になり始めるのではないでしょうか。特に、妊娠前から産み分けを考えていた夫婦にとっては、希望する性別かどちらかわかる瞬間をドキドキしながら待っていることでしょう。中には「なんとか女の子に!」など、妊娠がわかってから願掛けをする人もいるかもしれません。
でも実は、赤ちゃんの性別は精子が卵子に受精した瞬間には決まっているのです。

精子に性別決定権がある

人間の体は細胞内にある2本1対の染色体によって構成されていて、男女に共通する22種類の「常染色体」44本と、性を決定する「性染色体」2本の46本からなっています。性染色体には、X染色体とY染色体の2種類があり、男性はX染色体とY染色体の組み合わせ(XY)、女性はX染色体とX染色体の組み合わせ(XX)です。

卵子が持っているのは全てX染色体。Y染色体を持っている精子が受精するとXYで男の子に、X染色体を持った精子が受精するとXXで女の子になります。精子がX染色体を持っているか、Y染色体を持っているか、精子に性別決定権があるのです。 受精した瞬間に男の子か、女の子か決まってしまうので、受精した後に何をしようが性別が変わることはありません。

性別による赤ちゃんの違いは?

赤ちゃんの性別は、妊婦健診のときの超音波検査(エコー検査)でおなかの中の胎児の様子を見ることで判定します。一番のポイントになるのが外性器の形です。

男の子

男の子の外性器は比較的分かりやすく、足と足の間にピーナッツのような形の睾丸がついているかどうかで確認します。15週くらいで陰嚢(いんのう)を確認できると、「男の子のように見えるね」と判断されることもあります。

女の子

女の子は男の子のように外性器がはっきり確認できずにわかりにくいのですが、太ももと太ももの間に木の葉のような形をした外陰(がいいん)があるかどうかで確認します。

エコー写真を見れば分かる?

たまに超音波検査のモニター画面やエコー写真を見て「おちんちんが見えたから、男の子!」などと判断する方がいらっしゃいますが、モニター画面はテレビのようにわかりやすくてきれいに見えるわけではないので、初産の妊婦さんが自分で判断するのは難しいです。医師に「ここに睾丸が見えるから男の子ですね」などと説明を受けながら胎児を観察するとわかるでしょう。

3Dや、4Dなどのエコーを取り入れている産院もありますが、通常は2Dの超音波検査で性別を判断できます。最近の超音波検査は精度が上がっており、何度かある妊婦健診の中でどこかのタイミングで性別がわかるものです。それでも100人いたとしたら、100人とも分かりやすいということはなく、数人は胎児の位置によってわかりにくいことがあるので「100%判定が可能」とは言い切れないのです。

エコー検査でいつわかる? 
産婦人科で赤ちゃんの性別がわかる時期

受精した瞬間から性別が決まっているとはいえ、受精卵の段階では、男の子の受精卵なのか、女の子の受精卵なのかはわかりません。妊娠初期に性別を判断するのは難しいです。

8~11週(3ヶ月)くらいがママにとってつわりがつらい時期ですが、胎児の体は3頭身くらいになり、頭、胴、手足が見え始めて、人間らしい姿形になってきます。10週くらいになれば男女の違いが出てきます。

12~15週(4ヶ月)には、内臓や手足などの気管がほぼ完成。妊婦健診のときの超音波検査(エコー検査)で性別がわかることもありますが、胎児の位置や体勢によって外性器の見えやすさに違いがあるので、まだまだ確認しづらい時期です。

16週(5ヶ月)を過ぎれば、骨や筋肉も発達してきて赤ちゃんらしい体つきになり、超音波検査で外性器がよく見えれば性別の判断がつくようになります。安定期に入り、ママは赤ちゃんの胎動を少しずつ感じ始める頃でしょう。

20週(6ヶ月)になれば、ママのおなかのふくらみも目立ち始め、胎児の大きさは25~30センチくらいに。男女の区別がはっきりして性別をより判別しやすくなります。

妊娠週数が増えるにしたがって、性別の判定はしやすくなりますが、それでも超音波検査のときに胎児がうずくまっていたり、手や足の角度で性器が隠れていたりすると判断できないこともあります。

性別を「知りたい」「知りたくない」とき、
どう伝える?

「出産の準備をしておきたいので」「わかっていた方が安心できるから」など、事前に性別を知りたいというパパ・やママは多く、最近は性別を知るのが当たり前のようになっています。でも本来、妊婦健診の超音波検査は、「赤ちゃんがちゃんと発育しているか」「胎盤の位置は正常か」「羊水は正常量あるか」など、胎児が健康かどうかを医学的な目的で見るためのものです。
医学的に何か病気が疑われ、それが性別に関わるようなものであれば、そこで初めて性別に注目することはあるでしょう。しかし、「女の子だから、この注射をしなくては」「男の子だから、この薬を飲まなくては」など、男女の差によって医学的な処方をする必要はありません。妊婦健診の一環として外性器が見えれば、性別を伝えるでしょうが、性別を判定するだけのためにあまり時間やエネルギーを割かない医師もいるでしょう。

「知りたい」ときの伝え方

とはいえ、「性別を知りたい」というパパ・ママの気持ちはよくわかります。事前に知りたいと思っているのであれば、健診のときに遠慮なく性別を聞いて構いません。ただし、性別にこだわってエコー画面をよく見てくれる先生もいれば、胎児の性別は医学的に重要ではないと思っている先生もいるので、対応は先生によって違うかもしれないということを知っておくといいですね。

「性別をぜひ見てください」としつこく聞くのではなく、「性別は分かりますか?」と聞いて、わかれば教えてくれるでしょうし、「まだ分かりませんね」と言われたら「そうですか。では分かったら教えてください」と医師に伝えてみてください。

医師も性別を間違って伝えないようにと細心の注意を払っています。男の子ならば判断しやすいのですが、「女の子のようだけど、本当に女の子だよね?」というときは、ある程度一生懸命見なくてはわかりません。男の子なのに外性器を見間違っていることもあります。だから「絶対そうだ」という判断がついてから伝えたいと判定に慎重になるのです。

「知りたくない」ときの伝え方

ママの中には、「生まれるまで性別を知りたくない」という方もいらっしゃいます。
「赤ちゃんが生まれるまで楽しみを取っておきたい」というに人は、医師に「性別を知りたくない」と早めに伝えておくことが大切です。
最近は事前に性別を知りたい人が多いので、医師もたまたま外性器がよく見えたら、「あ~、男の子です~」なんてサービスのつもりで言ってしまうこともあるので。
知りたくない人こそ、早めに、はっきりと意思表示をしておきましょう。

産院によっては、自然分娩か計画分娩かなど、どんなお産をしたいか妊婦の個人的な希望を記入して産院に伝える「バースプラン」というものがあります。バースプランに「性別を知りたくない」と明記して助産師さんに伝えておくのもいいでしょう。

性別を先に知るメリット・デメリット

おなかの中の赤ちゃんが男の子か女の子かを事前に聞くべきかどうか、決めかねて迷っているママもいるでしょう。赤ちゃんの性別を事前に知っておくメリットとデメリットを考えてみました。

  • メリット

    メリットとしては、性別がわかっていれば、赤ちゃんの服やおもちゃなどの小物を男の子向け、女の子向けと、事前に用意しておくことができます。また名前を考えるのも、男の子、女の子の2つ考える必要がなく、どちらか一方に絞り込んで熟考できます。

  • デメリット

    デメリットとしては、生まれてくるまで「どっちかな?」と夫婦であれこれ想像したり、ワクワクしたりする期間が減少します。
    また、期待している性と違った場合、例えば、「女の子を欲しい!」と思っているパパが男の子だと知ったら、テンションが下がることがあるかもしれません。

デメリットをメリットに変えていこう

事前に知ることによって、期待していた性と違っても、気持ちの整理をする時間ができたとも考えられます。「どうしても女の子が欲しかったのに……」などとがっかりしている夫に対して、「男の子にもこんなかわいいところがあるよ」と前向きな気持ちになれるような情報を伝えてみましょう。
夫の実家から「ぜひ男の子を」と期待をかけられたりしていても、事前にわかっていれば、生まれた瞬間に「あ~、違った」とがっかりされることもありません。
出産のときには「おめでとう、無事に生まれて良かったね」とみんなが思えるように、デメリットをメリットに変えるきっかけにして欲しいですね。

うそ? 本当? 
赤ちゃんの性別判断におけるジンクス! 
おなかの出方は関係ない?

「どうしても女の子が欲しい」と思っていたり、「跡取りの息子が欲しい」と夫の実家からプレッシャーをかけられていたり、妊娠前から産み分けにチャレンジしていた夫婦にとって早い段階から赤ちゃんの性別を知りたい、と思うのが親心というもの。
よく経験豊富な先輩ママや祖父母から、「『おなかが突き出ているから、男の子ね!』と言われた」なんていうエピソードをよく耳にします。そんな性別判断にまつわるジンクス、迷信を集めてみました。

性別判断のジンクスや迷信

おなかの出方

妊婦のおなかが前に突き出ていたら「男の子」
丸みを帯びて横に広がっていたら「女の子」

ママの食べ物の好みが変わる

妊娠前と比べて、レモンや酢の物・辛いものが食べたくなったら「男の子」
ケーキやお菓子など甘いものが食べたくなったら「女の子」

赤ちゃんの胎動

胎児の動きがもぞもぞとして、グニャグニャしていると「男の子」
手足を突っ張り、激しく動いていたら「女の子」

ママの顔つき

妊娠前と比べて妊婦の顔つきがきつい表情になったら「男の子」
やわらかく優しい表情になったら「女の子」

ママの体毛の変化

妊婦の体毛が濃くなったら「男の子」
薄くなり、つるつるキレイにだったら「女の子」

ママの手首の脈

妊婦の左右の脈を測り、左の脈が強かったら「男の子」
右の脈が強かったら「女の子」

腹帯に書かれた性別

戌(いぬ)の日にお寺で安全祈願した際にいただいた腹帯に書かれた性別が、
男と書かれていたら「女の子」
女と書かれていたら「男の子」

夫婦の力関係

夫婦の力関係でママの方が強いと「男の子」
パパの方が強いと「女の子」

5円玉占い

糸を通した五円玉を妊婦のおなかの前にぶら下げて、
横に揺れたら「男の子」
円を描くように揺れたら「女の子」

生まれ月の来客の性別

出産予定日になって初めての来客が女性なら「女の子」
男性なら「男の子」

性別判断のジンクス、迷信で当たっているものは?

性別判断のジンクスや迷信は、健診のときに妊婦さんに付き添ってくる祖父母がよくおっしゃるそう。でも、残念ながらこの中で医学的に当たっているものはありません。
「おなかの出方に違いがある」と先輩ママが自信ありげに言うことがありますが、そもそも胎児の体形は男の子と女の子で違いはなく、おなかの中にいる位置や向きも性別による違いがないので、おなかの形状に影響を及ぼすはずがありません。
おなかの出方で関係があるとすれば妊婦の骨盤の形の違いによるもの。骨盤が広い人は胎児の頭や体がすっぽりと骨盤の中におさまるのであまり前にせり出しません。骨盤が狭ければ骨盤の中におさまりきれずに、おなかが前にせり出ることがあります。

ジンクス、迷信をコミュニケーションに使う

とはいえ、「どれも迷信だから、非科学的なことは言わない方がいい」とは思いません。これらのジンクスや迷信はどれも夫婦や家族のコミュニケーションツールになりうるからです。「ママが辛いものを食べたがるから、男の子かもね~」なんて家族で想像しながら、赤ちゃんが生まれてくるのをワクワクしながら待つのはとてもいいですよね。5円玉をぶら下げて、「女の子みたいよ~」なんてワイワイするのも楽しい。

超音波検査がない昔は、おなかの赤ちゃんが男の子か、女の子かどうかは生まれてくるまではわかりませんでした。でも当時は「職業の跡継ぎが必要だから、絶対に男の子を産まなくては」という相当なプレッシャーを受ける妊婦もいたことでしょう。そうなると、なんとか性別を事前に見分けたいと思うものです。
そんな中、何かひとりのジンクスが当たれば、「こうなると男の子なんだ!」とその所見が強化されて受け継がれ、迷信や言い伝えになったのだと思います。男の子が生まれるか、女の子が生まれるかは2分の1の確率なので、何かしらは当たるのです。
今でも男の子がほしい家もあるでしょうし、女の子を育てたい夫婦もいるでしょう。そんな思いを抱きながら、ジンクスや迷信をコミュニケーションツールとして使えるといいですね。

生まれてくる赤ちゃんが、女の子か男の子か、昔はジンクスや迷信によって想像していたものが、今は超音波検査で胎児の外性器を見ることで高い確率で分かるようになりました。
事前に性別を知ることによって、産後の子育ての準備をしておくことができます。
一方で、赤ちゃんの性別が希望と違っているとわかった場合、自分も含め周囲ががっかりするかもしれません。しかしそんなネガティブな気持ちになるのは一時的なもの。「男の子が欲しい」「女の子が欲しい」と思っていたパパやママも、赤ちゃんが生まれたときには新しい命に感謝し、子育てに邁進することでしょう。健診のときに渡されたエコー写真を夫婦でながめ、「性別はどっちかな?」とワクワクしながらおなかの赤ちゃんの成長をよろこび、妊娠ライフを充実したものにしていきたいものです。

監修/東京都保健医療公社豊島病院産婦人科部長 大鷹美子先生

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