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妊娠の兆候・検査

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受精から着床までの症状

2017.04.23

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受精から着床までの間は、まさに生命が生まれようとしているとても神秘的な時です。ぜひ、妊娠するまでのプロセスを把握しておきましょう。卵子と精子が出会って受精し、着床すると、いよいよ妊娠の成立。一般的には、妊娠4週目頃から初期症状が始まって妊娠に気がつく方が多いのですが、着床した頃から妊娠の兆候を感じたという妊婦さんもいらっしゃいます。どのような症状がでる可能性があるのか把握しておくと、早く妊娠に気づくことができるかもしれませんね。

監修/取材協力

医学博士 井上裕子先生

井上レディースクリニック 院長/リボーンレディスクリニック 理事長/日本産婦人科専門医/NPO法人マザーシップ 代表

女性の一生涯をサポートする婦人科診療、乳がん・子宮がん検診などにも力を注ぎ、『産婦人科の診療室から』(小学館)、『赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん』(池田書店)、『やさしくわかる 月数別 はじめての妊娠・出産』(西東社)など、著書、監修本も多数。

受精から着床までの
流れをみてみよう

射精と排卵

射精によって膣の中に入った精子は、卵子を求めて受精が行われる卵管膨大部という卵管の先端のほうにある少し広い部分を目指して進みます。1回の射精で排出される精子の数は2~3億個と膨大ですが、卵管膨大部までたどり着く精子はその内のほんのわずか。5000分の1程度ともいわれています。しかも受精できる精子はその中のたった一個です。

卵子は、卵巣の中にある未成熟卵子が月経開始とともに成熟をはじめます。2週間くらい経つと、ひとつの卵子が他のものよりも成熟し、卵巣を飛び出します。これが排卵です。

飛び出した卵子は、イソギンチャクのような形をした卵管采(らんかんさい)に取り込まれて、卵管膨大部へ運ばれます。

受精~着床

卵子の寿命は排卵から12~24時間、精子の寿命は射精から3日ほど。その限られた時間の中で卵管膨大部にたどり着いた卵子と精子が出会い、結合して受精卵になります。受精卵は受精直後から細胞分裂を始めて、子宮へと向かいます。3~4日経つ頃には16~32分割くらいに分裂した桑実胚(そうじつはい)に。5~6日目くらいで胚盤胞(はいばんほう)と呼ばれる着床できる状態にまで成長し、受精後7~10日くらい経った頃に子宮内膜の中にもぐりこんで着床します。

着床後に体の変化が
起こる理由は?

着床した受精卵は、絨毛(じゅうもう)という突起物をのばして活発に枝分かれしながら子宮内膜に根を張り、子宮内膜と一緒に胎盤をつくりはじめます。絨毛からはhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が分泌され、妊娠を維持していくために大切な黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンの分泌を促します。ちなみに、妊娠の有無を調べる尿検査や市販の妊娠検査薬は、このhGCが検出されるかどうかを調べています。その他にも、hPL(ヒト胎盤性ラクトゲン)という赤ちゃんの成長を促進、脂肪を蓄える働きなどのあるホルモンが分泌されるなど、妊娠するとホルモンバランスが大きくかわるので、妊婦さんの体や心に変化が起こるのです。

着床のサインは?

着床出血

よく「着床出血」という言葉を使う方がいますが医学用語にはなく、「着床時の月経様(げっけいよう)出血」といいます。着床によって出血する確率はほんの数%ですが、受精卵が着床すると絨毛が子宮内膜に根を張り、そのときに子宮内膜に傷がついて出血が起こることがあるのです。月経よりも量が少なく、色は鮮明なことが多いようです。しかし、月経との区別が難しい場合もありますし、切迫流産や子宮外妊娠など、別の原因によるものの可能性もあります。激しい腹痛や継続して出血するようならば、すぐに受診しましょう。

また、「着床痛」という言葉を使う方がいらっしゃいますが、着床するときに痛みを感じるという医学的根拠は全くありません。

基礎体温

基礎体温をつけていると、排卵後、高めの体温が続く高温期になるのが確認できます。妊娠していない場合、高温期は14日間ほどで終わり、月経開始とともに体温が下がります。高温期が21日以上続いていれば、妊娠の可能性が高いといえます。

着床すると必ず起こるものではありませんが、高温期の10日目前後に1日だけ体温が下がる「インプランテーションディップ」があると、着床をした兆候だといわれています。しかし、基礎体温は計るときの状況や体調など、わずかな要因で変わりやすいものなので、妊娠したかの判断材料にするのは難しいです。冷静にひきつづき様子をみることが必要です。

月経

着床していれば、子宮内膜ははがれ落ちずにそのまま成長するので月経はきません。月経予定日より1週間以上遅れている場合は、妊娠の可能性が高いので妊娠検査薬を試してみるとよいでしょう。

体調の変化

着床すると女性ホルモンは増えてホルモンバランスが変わるので、体や心にさまざまな変化が起こってきます。一般的には、月経予定日を1週間過ぎた(妊娠している場合は妊娠4週目)あたりから変化を感じる人が多いのですが、人によっては着床する妊娠3週目ごろから妊娠の兆候を感じる方もいるようです。変化としては、熱っぽい、だるい、眠気がある、胸が張る、胸に痛みを感じる、おりものが増える、胃がムカムカする、精神的に不安定になるなどが挙げられます。どの症状がいつ、どれくらい起こるのかは個人差が大きいので、体調の変化だけでは妊娠したかどうかの判断は難しいもの。産院で受診しましょう。

受精卵が着床して、おなかに小さな生命が宿り妊娠生活がスタートします。妊娠の兆候を感じたり、妊娠検査薬で陽性がでても、自己判断せず必ず産院にいって確認しましょう。驚くほどのスピードで成長する赤ちゃんにあわせて、妊婦さんの体もどんどん変化していきます。つわりや便秘、精神的に不安定になるなどの、マイナートラブルが起こることもあります。お酒やタバコがダメなのはもちろんのこと、運動や食べ物など、日常生活の中でもいろいろな制約がでてきて、妊娠前とは生活がガラリとかわります。けれど、胎動を感じるようになったり、エコーで赤ちゃんの動きが見えるようになったり、幸せなことのほうが多いはずです。素敵なマタニティライフを送ってくださいね。

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