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妊娠の兆候・検査

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妊娠初期症状で現れる特徴・兆候は?

2017.04.23

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医学的にはない言葉なのですが、妊娠0~3週目頃を「超妊娠初期」と呼んで、早い時期から妊娠の可能性について調べる人も増えているようです。妊娠初期症状を感じ始める時期や、どのような症状がでるかは個人差が大きいので、症状だけで妊娠の判断はできません。けれど、妊娠初期にあらわれる症状がいくつもあてはまれば、それだけ妊娠の可能性が高いと考えられます。赤ちゃんからの「妊娠したよ」のサインを見逃さないように、どのような兆候があらわれやすいのか、確認しておきましょう。

監修/取材協力

医学博士 井上裕子先生

井上レディースクリニック 院長/リボーンレディスクリニック 理事長/日本産婦人科専門医/NPO法人マザーシップ 代表

女性の一生涯をサポートする婦人科診療、乳がん・子宮がん検診などにも力を注ぎ、『産婦人科の診療室から』(小学館)、『赤ちゃんとお母さんのための妊娠中のごはん』(池田書店)、『やさしくわかる 月数別 はじめての妊娠・出産』(西東社)など、著書、監修本も多数。

妊娠初期の体の中で
起こっていることは?

妊娠初期とは、妊娠15週目(妊娠4ヶ月)までをさします。妊娠する場合、妊娠2週目前後に卵子と精子が出会って受精卵になり、妊娠3週目頃に子宮内膜に受精卵がもぐりこんで着床します。着床した受精卵は、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる毛のような突起物を伸ばして子宮内膜に根をはり、子宮内膜と一緒になって胎盤をつくりはじめます。胎盤が完成するのが妊娠15~16週目頃。また、妊娠4~10週目までは期間形成期といい、赤ちゃんの脳や神経、心臓、胃腸、手足などの大切な組織が、急速に作られる時期です。胎盤が完成する頃には、羊水の中で手足を活発に動かすほどに成長します。

妊娠初期に現れる特徴や
妊娠の兆候は?

妊娠すると、妊娠を継続するために必要な卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されるようになったり、この二つの分泌を促すhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)や、赤ちゃんの成長を促進するhPL(ヒト胎盤性ラクトゲン)といったホルモンが分泌されるようになります。大きくなっていく子宮やホルモンバランスの変化などによって、さまざまな兆候があらわれるのです。では、具体的にどのような兆候があるのか見ていきましょう。

月経の遅れ

妊娠の兆候として、もっともわかりやすいのが予定日よりも月経が遅れること。月経周期が安定しているのに、1週間以上遅れていたら、妊娠の可能性が高いです。

月経様出血(着床出血)

確率は2%程度と高くはないのですが、着床したときに、出血することがあります。「着床出血」と呼ぶ方が多いですが、医学的には「月経様(げっけいよう)出血」といいます。

高温期が続く

基礎体温を計っている場合は、高温期と呼ばれる、体温の高い期間が長く続くことで妊娠に気がつく場合があります。高温期が21日以上つづくと、かなり妊娠の確率が高いといえます。

「インプランテーションディップ」といって、高温期に入ってから10日目前後に1日だけ体温が下がるが起こることがあります。これは、着床をした兆候だといわれていますが、かならず起こるものではありませんし、体温を計測するときの誤差である場合も多いので、参考程度に考えてください。

体調の変化

変化を感じるのは、一般的に妊娠4週目を過ぎた頃から。早い人は着床した妊娠3週目頃から症状がありますし、ほとんど感じないという人も。個人差が大きいので全員にあてはまることではありませんが、どのような症状がでることが多いのか、知っておきましょう。

吐き気

いわゆるつわりの代表的な症状のひとつです。匂いに敏感になることも多く、あたたかいご飯の匂いなどで、吐き気が増すこともあります。吐き気が強くて、何日も食事ができない、水分もとれないといった状態のときは、すぐに病院へいきましょう。

腹痛

足の付け根のあたりがつるような痛みや下腹部の痛みなどが起こることが多いようです。腰まわりをあたためるなどして、血行をよくすると痛みがやわらぐ場合もあります。

おりものが増える

個人差はありますが、乳白色でねばりのあるおりものになることもあるようです。

風邪のような症状

高温期が続くため、熱っぽくなったり、ねむけが起きたりします。

胸が張る

胸が張ったり、乳首が敏感になってチクチク痛むことがあります。メラニン色素が増えて、乳輪や乳首の色が濃くなることも。

精神的に不安定になる

ホルモンバランスが変わるため、ささいなことでイライラしたり、悲しくなってしまうなど不安定になりやすい時期です。

トイレの回数が増える

ホルモンの影響や、子宮が大きくなっていくことが要因です。残尿感や排尿の時に痛みを感じる場合は膀胱炎の可能性もあるので、病院へいきましょう。

頭痛

頭痛薬を飲む場合は妊娠の可能性を伝えて病院で処方してもらうと安心です。

便秘

ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなり、子宮が腸を圧迫するため起こります。

肌荒れ

肌が荒れることがあるだけでなく、シミ、そばかすが目立つようになることも。

立ちくらみ

妊娠初期の自律神経が不安定になって起こることが多いようです。

妊娠検査薬を
試してみましょう

月経開始予定日よりも1週間以上過ぎている場合は、まずは妊娠検査薬を試してみましょう。薬局などですぐに手に入り、説明書に書かれている部分に尿をかけて数分で結果がでます。陽性反応がでれば、妊娠している可能性はかなり高いです。しかし、子宮外妊娠など異常妊娠の場合でも陽性がでてしまうので、正常に妊娠しているかまでは判断できません。陽性反応が出た後は、必ず産婦人科を受診して確認しましょう。

「妊娠した?」と思ったら
気をつけたいこと

いくつもの妊娠初期症状があらわれて、「妊娠したかもしれない」と思ったら、お腹の赤ちゃんのことを考えて、生活を見直したいものですね。特に気をつけたいポイントをご紹介します。

すぐに葉酸のサプリメントを

葉酸はビタミンB群のひとつです。妊娠3ヶ月までに1日400マイクログラムの葉酸を摂取すると、流産のリスクを減らす、腹の赤ちゃんの神経管閉鎖障がいの予防などにとても効果があるといわれています。ほうれん草などの緑黄色野菜やかんきつ類などに多く含まれてはいますが、400マイクログラムを食事から摂るのは難しいのでサプリメントを利用しましょう。葉酸のサプリメントの使用は、日本産婦人科学会も推奨していますので、日本産婦人科学会の公式ホームページもぜひ確認してみてくださいね。ビタミンAやDなど、摂り過ぎるとお腹の赤ちゃんに悪い影響があるものなど、控えたほうがよいサプリメントもありますが、葉酸のサプリメントは摂取しても大丈夫です。ただし、日本の大手メーカーなど、信頼できる会社が作っているものを選びましょう。葉酸は、妊娠前から摂取していたほうが、さらに効果が期待できるので、もし、妊娠していなかった場合も、この機会に葉酸サプリメントを飲むようにするとよいですね。

タバコ・酒はやめる

タバコには血管を収縮させる働きがあるので、おなかの赤ちゃんに十分な酸素や栄養が届きにくくなってしまい、流産、早産だけでなく、手足の欠損などの先天異常のリスクも高まります。アルコールも赤ちゃんの発達や発育に影響する可能性があります。ママになるための第一歩だと思って、がまんしてくださいね。

薬に注意する

すでに飲んでしまった薬について不安に思う方も多いですが、市販の薬は、赤ちゃんに悪い影響はないことがほとんどなので、あまり心配しすぎる必要はありません。ただし、妊娠の可能性を感じたら、市販の薬を自己判断で飲むのではなく、医師が妊娠中に飲んでも大丈夫だと判断した薬を飲むようにしてください。持病があって薬を飲み続けている人も、早めに主治医に相談してみましょう。ビタミンAやDは摂り過ぎるとおなかの赤ちゃんに影響することがあるなど、サプリメントの中にも控えたほうが良いものもあります。服用の際には病院で先生に相談してくださいね。

また、薬を飲むと悪い影響があるのではと不安に思い、「風邪を引いても薬は飲まないで治す!」という方もいらっしゃるのですが、実は風邪が流産の原因になることもあるので、体調が悪いときはすぐに病院へ行って、適切な治療をしてもらうほうがよいですよ。

X線検査に注意する

数枚撮影する程度の検査ならば問題ありませんので、神経質になる必要はありません。けれど、妊娠中に大量にX線を浴びるとおなかの赤ちゃんに影響があるので、X線をつかった検査が必要なときには、必ず医師に妊娠の可能性について伝えてください。

自治体の妊婦さん向けサービスについて調べておく

妊娠、出産へのサポートは自治体によって違います。とても大切なサポートなので、自治体の公式ホームページを見るなどして、自分の住んでいる地域で受けられるサービスや補助について、一度調べておくとよいですね。

感染症に気をつける

妊娠初期の流産の原因は、ほとんどが赤ちゃん自体の染色体などの異常か、細菌などによる感染でおこる感染流産です。赤ちゃん自体の染色体などの異常は、受精した瞬間に決まることなので、防ぐことができません。しかし感染流産は、例えばインフルエンザなら予防接種を受けるといった、感染を予防する対策をとることができます。

「妊娠したかもしれない」と感じた瞬間から、妊娠が確定するまでの間、仕事や家事が手につかないほど、結果が知りたくてドキドキしてしまう方も多いのではないでしょうか。それだけ、自分のお腹に命が宿ることは重要なことですよね。けれど、妊娠したことをきちんと判断できるのは、産婦人科にいって検査をしてからです。月経開始予定日を1週間くらい過ぎる頃までは、妊娠したことを確実に判断することは難しいもの。それまでは、気にしすぎてストレスをためるよりも、妊娠していた場合に備えて、お酒やタバコをやめたり、飲み薬に注意したり、体を休めてゆっくりしたりと、自分の体をいたわって過ごしてみてはいかがでしょうか。

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妊娠0~3週目頃を「超妊娠初期」と呼び、妊娠の可能性について調べる人も増えているようです。症状は個人差がありますが、複数の症状がでるようであれば妊娠の可能性が高いかも。どのような症状が現れるのか調べてみましょう。妊娠・出産のサポートサイト「プレママタウン」

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