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妊婦の胃痛の症状・原因や対処法は?漢方薬で解決しよう

2019.05.14

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つわりで胃がムカムカ、食欲がなくて胃もたれがする、キリキリと胃がいたむ…。そんな妊娠中の胃の悩みに、漢方が使える!って、ご存知でしたか? その他、便秘や頭痛、こむら返りなど、なにかと不調に陥りやすい妊婦にとって、「漢方」は強い味方。漢方薬を処方する医師も増えています。近年、あらためて注目されている漢方治療。その考え方や効き目、注意点などについて、慶應義塾大学病院 漢方医学センターの医局長であり、産婦人科専門医でもある堀場裕子先生にお聞きしました。

監修

堀場裕子(ほりばゆうこ)先生
慶應義塾大学病院

漢方医学センター医局長、漢方専門医・指導医、産婦人科専門医。杏林大学医学部を卒業後、慶應義塾大学病院の産婦人科へ。産婦人科専門医を取得後、産婦人科内の健康維持外来で女性の不定愁訴の改善に漢方を用いた治療を行う。漢方専門医となってからも漢方医学センターと産婦人科の外来を兼任している。
慶應義塾大学漢方医学センターWEBサイト

妊婦の胃痛の症状は?

食べられないのがつらい、食べたら食べたでしんどい、でも食べなきゃ赤ちゃんに影響しちゃう…!? 妊娠中の胃痛って、地味につらいですよね。

そもそも「胃痛がつらい」と訴える人は、どんな症状や不快感を抱えているのでしょう? 実際に妊娠中の胃痛を経験した人に、聞き取りを行ってみると、だいたい以下の3つのパターンにわかれました。

タイプ1.胃がキリキリ、ギューッと痛む
お腹がすいたとき、または、食べた直後などに、胃にキリキリと強い痛みを感じたり、ギューッと胃がつぶされるような痛みを感じる。つわりで嘔吐したときや、気分が悪いときに、キリキリと胃のあたりに痛みがある。 など

タイプ2.胃が張って痛い、苦しい
胃が常に膨らんだ感じで不快感がある。動くとぽちゃぽちゃと音がしたり、いつも胃の中に何かものが貯まっている感じがして、スッキリ感がない。少し食べるとすぐに苦しくなってしまう。 など

タイプ3.胃が重い、焼けるような鈍痛がある
強くはないけれど鈍い痛みや胃もたれ感が常にある。ズーンと重たい感じがあり、食欲がわかない。熱く、焼けるような不快感がある。 など

胃痛を感じる時期もさまざまで、妊娠を機に胃痛の症状を感じるようになった、という人もいれば、もとから胃が弱く、妊娠してさらに不調になったという人も。つまり、胃痛とひと口にいっても、その症状は千差万別なのです。

原因は、いったい何なのでしょう…? 漢方専門医で産婦人科専門医でもある堀場先生に聞いてみましょう。

妊婦の胃痛の原因は?

妊娠中の胃痛は、なぜ起こるのか。その理由は主に3つある、と、堀場先生。

堀場先生

一つめの理由は、子宮が大きくなって胃や腸が圧迫されることです。胃が圧迫されると消化機能のはたらきが悪くなるため、胃もたれ感や膨満感につながります。胃や腸に食べたものが停滞してしまうのです。

そうそう、これは、妊娠後期の特徴として母親教室などでも、よく耳にします。でも、意外に初期や中期の妊婦でも胃痛に悩むことがあるようなのですが…?

堀場先生

妊娠初期の胃痛は、つわりによるものが代表的ですね。嘔吐する際に胃酸が逆流してしまって、逆流性食道炎のような状態になってしまうのです。もともと妊娠前に胃痛の既往があった方、胃酸が出やすいタイプの方も、妊娠を機にやや悪化しやすい傾向があると思います。

もともと胃痛がなくても、妊娠して胃痛になるのはなぜでしょうか?

堀場先生

心因性の胃痛も考えられると思います。日々のストレスや妊娠に対する不安などで、自律神経が乱れて胃の機能が弱まってしまうのです。

赤ちゃんを迎えるまでに、あれを準備しなければ、これもやっておかねば!と、急き立てられてしまう現代の妊婦。パパになる実感がまだまだわかないパートナーに対して、互いの意識のずれにイラッとしてしまう、なんていうのも「あるある」です。幸せいっぱいに思える妊娠中、実は不安やストレスでいっぱいいっぱいになっている人も少なくないでしょう。

妊娠中の胃痛の原因は、主に3つということがわかってきました。

  1. 胃の圧迫による消化機能の低下
  2. つわりによって胃の中が荒れる
  3. ストレスや不安など心因性のもの

妊娠中に胃痛になった!
病院に行くべき目安って?

なんとも悩ましい妊娠中の胃痛。これって病院に行ったほうがいいの? 行くほどの悩みではないの…? 診察をしてもらうタイミングの見極めが難しいのも、やっかいなポイントです。

堀場先生

こらえきれないほどの痛みがあるなら、内科などかかりつけの病院へ。妊婦健診があるタイミングなら、産科で相談してもいいですね。

こらえきれないほどの痛みではないけど不調が続いている、という人も、我慢せずにかかりつけ医に相談してほしい、と堀場先生。その際は、病院で胃薬を処方してもらうのでしょうか?

堀場先生

そうですね。でも、日本ではあまり妊婦さんへ積極的に薬を出しませんので、医師によっては「様子を見ましょう」と処方してもらえないかもしれません。胎盤ができ赤ちゃんの体の「器官」のおおよそが完成する15~16週を過ぎれば、禁忌の薬を除けば、常用量の服用は問題ないと言われているのですが……。文化的な習慣から、どうしても妊婦さんにはあまり薬を出さないのです。

胃痛がつらい!薬がほしい!という妊婦さんは、いったいどうすればいいのでしょう?

堀場先生

そんなときこそ漢方の出番なんです! 漢方はさまざまな種類がありますが、胃に作用する薬はどれもマイルドな作用です。私はもともと胃腸が弱くて妊娠前からずっと胃の漢方薬を飲んでいたのですが、妊娠中も、もちろん産後も、現在でもずっと飲み続けています。

妊婦中の胃痛に
おすすめの漢方薬

漢方の世界では「胃腸は体の中心」という概念があり、胃を大事にすることで、あらゆる不調を未然に防ぐことができると考えられています。ですから、胃痛にアプローチする漢方薬も複数の種類があると言います。

堀場先生

西洋薬の「効能」にあたるものが、漢方薬では「保険病名」になっています。その「保険病名」に、ズバリそのまま「つわり」と書かれている薬があります。『小半夏加茯苓湯』(しょうはんげかぶくりょうとう)です。これは、つわりの際の嘔吐やムカムカ、胃腸の不調をはじめ、つわりの諸症状に作用してくれます。

漢方には、つわりの万能薬があるんですね。漢方の奥深さを知るような想いです。

堀場先生

妊娠前から胃が弱かった方は、『人参湯』(にんじんとう)という漢方薬もおすすめです。特に、虚弱で冷えが強く体力が低下している方には、人参湯を処方することもありますね。

その他にも、嘔吐、のどの渇きがある人は、「五苓散」(ごれいさん)、胃もたれがあり食欲がわかない人は「六君子湯」(りっくんしとう)、神経性胃炎や口内炎、胸やけがある人は「半夏瀉心湯」(はんげしゃしんとう)など、さまざまな種類があるそう。

名前だけ見ていると、どれも難しい漢字ばかりで、なんだか強力なイメージですが、これらは本当に妊娠中でも飲めるのでしょうか…?

堀場先生

先ほどお話しした漢方薬には妊娠中は禁忌という生薬は含まれていません。また生薬数も少なめで、比較的即効性があり、胃の負担も軽く副作用もマイルドです。妊婦さんでも安心して飲めますよ。実際に私は妊娠中でも問題なく飲めていました。

胃痛におすすめの漢方薬

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
小半夏加茯苓湯
(しょうはんげかぶくりょうとう)
つわりによく用いられる薬で、食欲がなくて胃のあたりにぽちゃぽちゃと水の音がする、水分がたまっている感じがするときなど
人参湯
(にんじんとう)
やせていて体力がなく、冷え症の人の、胃腸が弱い、下痢、嘔吐、胃の痛み、腹痛、胃炎(急性・慢性)
五苓散
(ごれいさん)
口の渇きや尿量の減少やめまいなどのある人のむくみ、頭痛、急性胃腸炎、下痢など
六君子湯
(りっくんしとう)
やせ型で顔色が悪く、冷えやすく、みぞおちのつかえ、全身倦怠感のある人の食欲不振、胃もたれ、胃痛、嘔吐など
半夏瀉心湯
(はんげしゃしんとう)
みぞおちのつかえ感があり、口内炎、吐き気、食欲不振がある、おなかがゴロゴロ鳴って下痢がちといった人に向き、急性・慢性の胃腸炎、消化不良、胃下垂など

眠れないほどの
妊婦の胃痛が、
漢方で劇的に解消!

気分が悪くて眠れない、キリキリと胃が痛んで目が覚める…、でも漢方薬なんて飲めない。そんなときのために、とっておきの漢方薬の飲み方があるそうです!

堀場先生

吐き気が強いと水分を取ることさえ、大変ですよね。ましてや慣れない漢方薬なんて・・・。そんなとき、つわりの万能薬、小半夏加茯苓湯(しょうはんげかぶくりょうとう)の顆粒を、少量のお湯で溶いて凍らせてみてください。その氷を口に含み、口中の温度でゆっくりゆっくり溶かしながら横になっていると、やさしく胃に届きますよ。

用意するのは、小半夏加茯苓湯1包と、50~100ccのお湯だけ。小半夏加茯苓湯の顆粒をお湯に溶かし、製氷皿に入れて凍らせておきます。溶けやすい薬なので、作るのも簡単です!

堀場先生

小半夏加茯苓湯は、ピリッと生姜の風味が効いた薬です。つわりのときでも比較的口にしやすい風味ですし、生姜は健胃のはたらきがあります。

つわり中は温かいものが苦手になる妊婦が増えます。冷たい氷にすることで、口の中もさっぱりして飲めますね。漢方薬の中にはお湯で飲むことを推奨されているものもありますが、小半夏加茯苓湯を氷にしても効き目が悪くなることはないそうです。

妊娠すると体温が上がり、冷たいものが恋しくなります。ぜひ試してみたいですね!!

漢方薬は
なぜ女性に向いているの?

漢方薬の保険病名(効能)を見ていると、冷え症や生理痛、不妊、つわり、産前産後の不調、更年期症状など、女性特有の症状の文字がずらり。女性たちの不調に、実にきめ細やかに対応しているのがわかります。いったいなぜなのでしょう?

堀場先生

2000年以上前、漢方治療が生まれたころから、女性は男性に比べて不定愁訴が多かったということでしょうね。それは女性特有の月経が大きく関係しているでしょう。また、男性に比べて冷えが強いことも関係しています。筋肉量が少ない女性は、男性に比べて冷えがちになるのです。冷えは漢方においては諸悪の根源のようなもので、さまざまな不定愁訴を引き起こしたり、症状を悪化させると考えられているのです。

時は流れ、現代――。初潮の年齢が早まる一方で、妊娠年齢は高くなり、少子化が進んでいます。女性の月経回数は、昔の人よりもずっと多くなっていて、その分だけ、体がゆらいだり、ぶれたり、トラブルも多くなっているとも言えます。

堀場先生

妊娠すると、体にはものすごく大きな変化が起こるので、ちょっとしたことで体調が悪くなります。でも病気ではないからなかなか相談できずにいて、気持ちがゆらいだり落ち込みやすいですよね。なんとなく調子が悪い、という状態を改善するときには、漢方が合うと思います。

妊娠中は、基本的に
「水毒」状態!?

漢方では、飲む人の体調を見極めることがとても大事です。診察も、舌の色を見たり、脈に触れたり、お腹に触ったり、押して反応をみたりと漢方独特の方法です。漢方の診察をして、体全体の状態を確認したうえで、その症状のもっとも大きな原因を考えます。そうしなければ数ある漢方薬の中から最も合った漢方薬を決めることは難しいのです。だから問診もとても大事にしています。

堀場先生

漢方の基本的な考え方に、「気血水」(きけつすい)というものがあります。「気」はエネルギー、「血」は血液、「水」はリンパ液などを含む水分です。この気・血・水のバランスを取り、どれかが多すぎたり不足したりした状態を整えていく、それが漢方薬の役割なのです。

気血水の考え方でいくと、妊娠中はまず基本的に、水分のめぐりが悪い「水毒」という状態。だから、むくみやすく、嘔吐などのつわりの症状にもつながると考えられています。また、胎児に酸素や栄養を送るため、「気」(エネルギー)に対して、「血」が不足しがち。子宮が大きくなってあちこちを圧迫すると、血のめぐりも悪くなるのです。

堀場先生

妊娠の不安やストレスから、「気」のめぐりも悪くなって、うつうつとしてしてしまうこともあると思います。今までの診察の経験から、妊娠中の「気」の異常が、つわりを大きく悪化させているのではないかと、考えています。妊娠中は、気血水のバランスが非常に崩れやすい状態にある。だから、さまざまなトラブルが起こったり、悪化したりするんですね。

悪くならないために飲む!
「未病」を治す漢方薬

漢方ではよく「未病」という言葉が使われます。病気になる前の段階=「未病」の段階で、バランスの崩れを修正しようという考え方です。例えば、「冷え症」は西洋医学だと治療の対象とはされていないけれども、漢方には適応する薬が多数あります。

堀場先生

西洋薬は、その症状を治すためのもの。例えば、頭が痛かったら頭痛薬、胃が痛かったら胃薬を飲みます。一方、漢方薬は頭痛薬や胃薬だけに効くというわけではありません。頭痛や胃痛が起こらないよう身体を整える、そうすると他の症状も改善したり出にくくなる…。いわば体質改善を行うのですね。

悪くなってから飲むのではなく、悪くならないために飲む。だから、日常的に飲める漢方薬もたくさんあるのですね。

堀場先生

私自身、ずっと胃腸以外の漢方薬を妊娠前から、そして妊娠中から産後も飲んでいました。そのせいか、出産時は結構出血が多くてすごい貧血になってしまったのですが、産後の肥立ちはすごく良かったんです。そして臍帯から漢方が移って抵抗がないのか、うちの子は0歳0日から漢方薬を飲んでいて、今も大好きで毎日自分で作っていますよ(笑)。

妊娠中は自己判断せず、
専門家に処方してもらおう

いくら漢方にいいところがたくさんあったとしても、やはり薬。ネットや本を見て、自己判断で買って飲むのは、妊娠中は極力控えましょう。妊娠前に漢方治療をしていたとしても、例えば生理痛に効く薬の一部に流早産の危険があるなど、妊娠中には使えないものもあります。

堀場先生

市販されている漢方薬は、本来含まれるべき生薬のほかにも、さまざまな物質が入っていることがあります。かかりつけの内科や産科の医師に症状を相談し、「〇〇という漢方を試してみたいのですが・・・」と伝えて、処方してもらうのもいいでしょう。近年では、漢方にあまり詳しくなくても、医療用漢方薬であれば、処方してくれる医師は増えてきていると思います。

ドラッグストアなどでも、薬剤師に相談しながら購入するのがおすすめです。

妊娠中の
その他のトラブルに
おすすめの漢方薬

妊娠中のさまざまなトラブルに、どんな漢方薬がいいのか、教えていただきました。

便秘に

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
麻子仁丸
(ましにんがん) 
便が固く、コロコロしている場合。仁(種)の油分で便通をスムーズにする。高齢者にも処方される
大黄甘草湯
(だいおうかんぞうとう)
腸の運動を促進する下剤成分の大黄と、腸の運動を整える甘草でできている。効き目が強く、即効性がある
桂枝加芍薬湯
(けいしかしゃくやくとう)
通常の下剤では腹痛を起こす人向け。しぶり腹や生理痛、こむらがえりなどにも使われる
大建中湯
(だいけんちゅうとう)
腸に血流を集めて、腸を活性化させる。腹部膨満感が強い人に向いている

貧血に

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
四物湯
(しもつとう)
「血」の不足を補う代表薬。貧血によるめまいや動悸、皮膚の乾燥感などがあるときに
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
貧血、倦怠感、更年期障害、月経困難、不妊症、動悸など婦人病や妊娠中の諸病全般に◎。「血」を濃くする生薬も入っている。

むくみに

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
五苓散
(ごれいさん)
漢方の代表的な利水薬。尿として水分を出すだけでなく、体内の水分代謝を改善していく
当帰芍薬散
(とうきしゃくやくさん)
貧血でも紹介した通り、妊娠中の諸病全般に◎

頭痛に

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
五苓散
(ごれいさん)
天候の変わり目などに頭痛があるときに。体内の水分代謝を改善していく
呉茱萸湯
(ごしゅゆとう)
冷えると起こる頭痛や、ドクンドクン拍動する片頭痛に 胃腸虚弱や吐き気がある人の頭痛に

こむら返り

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
芍薬甘草湯
(しゃくやくかんぞうとう)
筋肉の緊張を解く働きがある 子宮の張り(前駆陣痛)にも効果がある

妊娠性掻痒(かゆみ)に

漢方薬名 こんな人に、こんなときに
黄連解毒湯
(おうれんげどくとう)
かゆみ+赤み+熱感。暖まるとかゆくなる人
温清飲
(うんせいいん)
黄連解毒湯のタイプに皮膚の乾燥を伴う場合

妊婦の胃痛の体験談

つわりとともに胃痛に悩まされているゆきさんの場合

第1子のときはまったく胃痛がなかったのですが、第2子のつわりで最もつらかった…というか妊娠4ヶ月の今現在の最大の悩みが胃痛です! 普段から水分をたくさん摂りたいタイプなのですが、水を飲んでも胃が痛むので水分補給も満足にできず辛いです…。空腹のときと満腹のときは胃が気持ち悪く、水分を摂るとキリキリと痛み始めます。でも、水分をあまり摂らなくても食後にキリキリがくることも多く、「ああ、また来る!」と気が重くなります。横になると多少ましになるかな?という感じですが…どうにかしてほしい!

もともと胃弱だったひろこさんの場合

大人になったころから胃薬がお友達、常に手離せない生活を送っていたのですが、妊娠中はその薬が飲めなくなってしまいました。案の定、つわり中も、つわりが軽快してからも、胃痛に悩むことになり…。キリキリとした痛みで、いつも気が重い日々を過ごしました。妊娠中でも飲める整腸剤をいろいろと試していましたが、結局はあまり治まった感じもなく…。出産して、授乳中でも飲める胃薬が処方されたときは、本当に天の助けのような感じでした!

民間療法で痛みを紛らわせたちかげさんの場合

第1子、第2子ともに、入院寸前というくらいのひどいつわりで苦しみました。もともと学生時代から胃が弱く、ちょっと食べ過ぎても、ちょっと空腹の時間が長くなっても胃がキリキリと痛んで、ひどいときはしゃがみこんでしまうこともありました。ツボ押しやお灸などの民間療法を、あれこれ試してなんとか妊娠出産を乗り越えました(効いている実感は正直、微妙…)。その後、第2子がそろそろ小学校卒業かという頃に、健康診断でピロリ菌が発見されました。ピロリ菌を退治したところ、長年悩んでいた胃痛がすっかりなくなって、満腹!という感覚を楽しんでいる毎日です。

終わりに:
希望をもって
胃痛と付き合おう

日本の漢方は中国から伝わりましたが、日本人に合わせて独自に発展してきたもの。漢方を試してみる際は、漢方専門医のいるクリニックや、漢方外来のある総合病院や大学病院などを訪ねてみるといいでしょう。

赤ちゃんのためにも食べなきゃ! でも、食べられない! と、ジレンマを感じることの多い妊娠中の胃痛。また、出産を終えても付き合っていくことになるかもしれない、胃痛。出産してからでも飲める、女性にやさしい「漢方」というアプローチがあることを知っておくと、安心の種がひとつ増えて妊娠期を乗り越えられそうです。

参考文献
『先生、漢方を鍼灸を試してみたいんですけど・・・ 患者さんにいわれて困ったときに読む本』(南山堂)
『漢方薬使い分けの極意――マトリックスでわかる!』(南江堂)

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