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知っておきたい!「妊活・不妊治療」の基礎知識

2018.10.01

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「赤ちゃんが欲しいけれどなかなかできない…」もしかして自分は「不妊症?」と心配になっている方がいらっしゃるかもしれません。今回は、そもそも不妊症とはどのような症状なのか、病院を受診するとどのような検査や治療をするのかなど、不妊治療について基本的なことをご紹介します。

取材協力・監修

杉山力一先生
杉山産婦人科

杉山産婦人科院長。日本における生み分け法の権威・杉山四郎医師の孫。
東京医科大学産科婦人科学医局で不妊治療・体外受精を専門に研究し、1999年より杉山産婦人科勤務。2000年2月には不妊治療・体外受精・生み分け専門クリニックの杉山レディスクリニック、2007年には産婦人科総合施設として、不妊治療と産科施設を統合した新病院(杉山産婦人科)を開院。特に生殖医療科は、専門性の高さと確かな実績において全国的にも名高く、杉山産婦人科でしかできない治療と高い水準の技術で、業界をも牽引しています。
杉山産婦人科

基礎体温をはかろう

基礎体温で自分の体のリズムを知ろう

病院を受診する前に、自分の月経(生理)の周期やきちんと排卵しているかを知るために、基礎体温をつけてみましょう。
基礎体温とは、生きるための必要最小限のエネルギーしか使っていないときの体温のことです。簡単にいうと、寝ているときの体温のことですが、寝ているときは自分で検温できないので、朝起きてすぐに体を動かさない状態ではかります。
基礎体温を毎日記録しておくと、月経の周期や排卵日、ホルモンバランスの変化など、自分の体のリズムを把握することができますよ。特に妊娠をしたい場合は、妊娠する可能性がある日はいつか、妊娠した場合の兆候に早くきづくことができるなど、メリットも大きく自宅で簡単にできるので、ぜひつける習慣をつけてみてください。

基礎体温は折れ線グラフにして管理

個人差はありますが、妊娠していない健康な女性の場合、月経がくる頃から低めの体温が続く低温期が続き、排卵を境に高めの体温が続く高温期、そしてまた月経が来て低温期へというサイクルになります。低温期から高温期にかわる辺りでグッと体温が下がる日があるのですが、その一番体温の低い日の前後に排卵日されていると考えられます。また、高温期が長く続くと妊娠の可能性があるなど、基礎体温の推移が重要なので、折れ線グラフにして管理するとわかりやすくてよいでしょう。

アプリを利用すると管理が簡単

基礎体温をグラフにして管理するのが面倒な方におすすめなのが、妊活アプリ。毎日の基礎体温を入力するだけで、自動的にグラフを作ってくれるアプリは手軽でいいですよね。中でも、今回お話を伺った杉山先生が監修している妊活アプリ「eggs LAB」は、簡単な問診と月経のはじまった日や基礎体温を入力するだけで、グラフになるだけでなく、排卵予定日や妊娠しやすい日、先生からのアドバイスまで表示されるのでおすすめです。月経周期が乱れがちの方は、単純に平均値を排卵予定日として表示するアプリだと、実際と大きくずれてしまうこと多いですが、「eggs Lab」は専門医ならではのメソッドを使って排卵予定日を「%」でわかりやすく表示するので頼りになるはず。あまりにも月経が不順であるなど、一度病院で受診したほうがいいような状態の時は、先生のアドバイスとして表示されるそうです。

不妊症とは?

1年を目安に受診してみよう

「不妊症」は、避妊をしないで正常な夫婦生活を営んでいても、一定期間妊娠しないことをいいます。この一定期間とは、日本産科婦人科学会で1年とされていますが、1年待たずに受診したほうがいいケースもあります。不妊の原因は、女性、男性、または両方にある場合もありますし、原因がわからない場合もあります。

早めに受診したほうがいいケースは?

子どもが欲しいと思ってから1年が目安ですが、早めに受診して検査や治療を進めたほうがよいケースをご紹介します。

35歳以上の方

年齢があがると、妊娠しにくくなってきます。一番の大きな理由は、卵子が老化してくること。37歳頃から妊娠する確率は急激に下がってくるので、年齢が高い方は早く治療を始めたほうがよいでしょう。1年待たずに、長くても半年くらい赤ちゃんができなかったら、受診することをおすすめします。

月経(生理)が極端に不順な方

50日以上間があくなど月経が極端に不順な方は、排卵をしていない可能性があります。排卵していなければ、いくら待っても妊娠することはできません。治療が必要ならば早く始めたほうがよいので、まずは受診して検査をしてみるとよいでしょう。

極端に月経(生理)の周期が早くなってきた方

いままでは28日周期くらいで月経がきていたのに、3週間周期になってしまったなど、急に生理の周期が早くなってきた方は閉経が近づいてきている可能性があります。その場合、急いで治療を進めなければならないので、早めに検査をして確認したほうがよいです。

婦人科系の手術経験がある方

卵巣の手術など、婦人科系の手術経験がある方は、手術した器官や組織が手術後お互いにくっついてしまう癒着が起こって卵管をふさいでしまったなど、不妊の原因をつくっている場合があります。

不妊治療とは?

まずは検査で原因がないか調べる

不妊治療は、検査で不妊の原因がないか調べることからはじめます。検査の内容は状況によって違いがありますが、男性の精子に異常はないかを調べる「精液検査」、女性の子宮内腔の状態と卵管が詰まっていないかを調べる「子宮卵管造影」、卵巣の機能などをチェックする「ホルモン検査」が代表的です。
よく検査と治療を混同してしまう方が多いのですが、検査はあくまで不妊の原因を調べるもの。その結果を踏まえて、医学的な介入をしていくか、具体的にどのような治療を進めるかを考えていきます。不妊の原因に気づかないままでいると、時間をむだにしてしまう可能性もあります。治療するかどうかは別にして、子どもが欲しいのにできないと感じている方は、検査だけでも先にきちんとしておくことをおすすめします。

受診は夫婦二人ともしよう

旦那さんはあまり不妊治療に乗り気ではなく、女性だけ検査にくるケースもあるのですが、よく話し合って二人とも受診することをおすすめします。卵管が詰まっている女性は100人に1人なのに対して、精子に異常がある男性は30人中1人と、実は男性に原因があることが多いものなのです。

不妊の検査についてもっと詳しく知りたい方はこちら>>

治療はどのようなことをする?

検査で原因が分かった場合は、例えば卵管が片方詰まっている場合は卵管をとおす手術を行ったり、人工授精などで妊娠の確率をあげるなど、原因に応じて治療を進めていきます。原因がわからない場合は、タイミング法から徐々にステップアップしていくことも多いですが、順番を飛ばしたり最初から体外受精をする場合などもあり、人によって違ってきます。医師と相談しながら進めていきましょう。

排卵誘発法

内服薬や注射で卵巣を刺激して排卵を促します。排卵のない患者さんに使われますが、タイミング法や人工授精、体外受精、顕微授精などでも使われることがあります。

タイミング法

卵胞の大きさやホルモン検査で排卵日を診断して、最も妊娠しやすいと言われている排卵の2日前頃に性交のタイミングを合わせる治療です。

人工授精

精液から運動している元気な精子だけを洗浄・回収して、妊娠しやすい期間に細いチューブで子宮内に注入する方法です。

体外受精

卵巣から卵子をとりだし、卵子が入っている培養液に精子浮遊液を加えて受精するのを待ちます。受精卵は数日培養し、順調に分割している良い状態のものを子宮内へ移植します。

顕微授精

体外受精をしても受精が成立しなかったり、精子の運動率が悪いなどの理由で、体外受精をしても受精しないと判断される場合に行います。方法としては、細いガラス針の先端に1個の精子を入れて卵子に顕微鏡で確認しながら直接注入して受精させ、あとは体外受精と同様に数日培養して、順調に分割している良い状態のものを子宮内へ移植します。

不妊の治療についてもっと詳しく知りたい方はこちら>>

知っておきたい卵子のこと

不妊の原因はさまざまですが、近年、不妊治療を希望する方が増えている理由の一つは、晩婚化などにより子どもを欲しいと思いはじめる年齢が高くなってきていることにあります。卵子も精子も年齢とともに老化して、妊娠しにくくなってしまうのです。

卵子の在庫数

卵子の元になる原始卵胞は、生まれた時にはすでに卵巣の中にあり、増えることはありません。個人差はありますが、初潮がくる頃は約30万個あり、1個排卵するたびに約300~500個の卵子が一緒に消えていきます。そのため、月経の周期が早い人は卵子が減るスピードは速く、周期が長い人や不順な人は減るスピードが遅くなる傾向があります。
卵子の在庫数が多ければ妊娠しやすいというわけではありませんが、在庫がなくなれば妊娠の可能性がなくなってしまいます。在庫数が少なくなっている場合は、早期閉経の可能性を考えて妊娠を目指す時期を早めに設定したほうがいいなど、今後不妊治療をどう進めるかの判断材料のひとつになります。

卵子の在庫数は、受診してホルモン検査をして調べるのが一般的ですが、杉山先生監修の不妊アプリ「eggs LAB」では、卵子の在庫数の目安を知ることもできるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

卵子は老化する

原始卵胞も年を重ねていくと老化していきます。老化した卵子は受精しにくく、染色体異常をもつ卵子も増えてきます。染色体異常を持った卵子は受精卵になったとしても育たない、育っても着床しない、着床しても流産してしまうということも多くあります。卵子の老化は37歳頃から急激に進み、妊娠する確率が年々下がっていくので、赤ちゃんが欲しい方は、早めに受診することが大切です。

卵子の凍結保存とは?

年齢の若いうちのほうが妊娠しやすく、高齢になればなるほど妊娠の可能性が低くなっていくとわかっていても、ライフプランの中でどうしても今は子どもをつくれないという方もいらっしゃると思います。それでも将来的には子どもが欲しいという場合、妊娠の可能性を閉ざさないように、若いうちに卵子を凍結保存しておくという選択肢もあります。
すでにパートナーが決まっていれば、受精卵を凍結保存できますし、まだ決まっていない場合は受精前の未受精卵凍結という方法もあります。ただし、未受精卵凍結の歴史はまだ浅く、解凍して使用しても妊娠率はあまり高くありません。凍結保存さえしておけば将来妊娠できるというわけではなく、あくまでも妊娠の可能性をあげることができるだけということは忘れずに、ライフプランを考えてください。

妊活の第一歩は、基礎体温などをつけて自分の体の状態について知ることです。また、年齢が上がると卵子が老化して妊娠しにくくなりますし、卵子の在庫がなくなると妊活自体ができなくなってしまうので、あまりのんびりとし過ぎるのは禁物ですね。不安がある人は早めに受診して、検査だけでもしておきましょう。
取材にご協力いただいた杉山先生が監修する妊活アプリ「eggs LAB」では、受診するタイミングについてのアドバイスも表示されるので、こちらもぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

杉山力一先生監修の妊活アプリ「eggs LAB」について知りたい方はこちら

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