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男性の妊活、「精子力を高める7カ条」

2017.05.22

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そろそろ赤ちゃんが欲しいな……そう思ったら、「男性もいっしょに妊活」が今の常識。では、一体何をすればいいの? まずは、元気な精子がちゃんといるかどうか、調べることが大切です。そして、毎日の生活の中で、精子を元気に保つためにできることがたくさんあります。ぜひ、取り入れてみましょう。
妊活に詳しい男性不妊の専門医・岡田弘先生が「精子力を高める7カ条」を伝授します。

監修者プロフィール

岡田 弘
獨協医科大学越谷病院(埼玉県越谷市)副院長・リプロダクションセンター長

神戸大学医学部卒業。帝京大学医学部泌尿器科等を経て現職。男性不妊治療に約30年にわたり携わり、無精子症の治療法であるMD-TESEは日本で最も多くの症例を手がける。リプロダクションセンターでは、男性は泌尿器科医、女性は産婦人科医が診察し、夫婦一緒に治療ができる。「男性不妊バイブル」で生殖に関する情報を発信。

獨協医科大学越谷病院 リプロダクションセンター
「男性不妊バイブル」

元気な精子がたくさんいるか、精液検査で調べよう

受精への旅は過酷。だから精子は多いほうがいい

まずは、妊娠のしくみをおさらい。女性の腟内に射精された精子は、排卵した卵子と卵管で出会って受精し、細胞分裂を繰り返しながら子宮に到達して着床。これが妊娠の成立です。

「実は精子の旅は、とってもハード。1度に数千万から数億個の精子が射精されても、卵子がいる場所までたどり着けるのは、ごくわずか。そのためにも、元気な精子が“いつも”“たくさん”いるのが理想です」と岡田先生。

元気に動く精子がたくさん!

ところが、射精した精液の中に精子が見あたらなかったり、精子の数が極端に少なかったら……自然妊娠はむずかしくなります。精子がちゃんといるかどうかを確認するには、病院やクリニックで「精液検査」を受けましょう。泌尿器科か、妻が通っていれば産婦人科で調べることができます。

検査はリラックスして受ける、がポイント

いざ検査をするとなると、「オレの精子、少なかったらどうしよう!?」と不安になって尻込みする男性もいそうです。

「もし精液検査の結果がよくなくても、1回の検査で男性不妊と決まるわけではないので、心配しなくて大丈夫。何度か検査してみましょう」

その日の体調やストレスなどによって、結果が違うことは珍しくないそう。また、朝、自宅で採取した精液を妻が医療施設に持参することが多いのですが、それで結果がよくない場合は、「会社帰りのリラックスした状態で医療施設に立ち寄って射精すると、結果が良好なことも多いですよ」と岡田先生。もしものときには、再トライを!

毎日の生活でできる、
精子力アップの7カ条

精子は、精巣の中で毎日つくられています。その精子を元気に保つために、岡田先生は「精子力を高める7カ条」を掲げています。

精子力を高める7カ条

  1. 今すぐ禁煙
  2. 禁欲しない
  3. ぴっちり下着は避けてトランクスを
  4. サウナ、長風呂は控えよう
  5. 膝上でのPC操作に注意
  6. 自転車で股間を刺激しすぎない
  7. 育毛剤に注意を

禁煙する!
でも禁欲はしない!?

今すぐ禁煙

「タバコを吸うと血管が収縮して血流が悪くなります。多数の血管が張りめぐらされているペニスの海綿体への血流も悪くなって、ED(勃起不全)になる可能性が。また、精子の数が減ったり、運動能力の高い精子が減る可能性も」

最近は、喫煙による酸化ストレスが精子のDNAの構造を傷つけることもわかっているといいます。

「精液中には何千万という精子が存在していて、通常でもDNAが損傷した精子はある程度存在します。でも、この割合が増えると妊娠・出産には大問題。DNAに傷がついた精子は受精しにくく、妊娠しても流産しやすいのです」

パートナーの受動喫煙のリスクもあるので、とにかくすぐに禁煙です。

禁欲しない

射精を何日か我慢して、精子をたくさんためたほうが妊娠しやすいのでは?

「それは誤解です。むしろ逆で、禁欲はやめたほうがいい。精子は毎日つくられ、一方で死んでいきます。禁欲すると古い精子がたまることになり、精液全体の質が下がってしまいます。それよりも、新しく元気のいい精子が次々と送り出されるほうが妊娠には有利です」

マスターベーションでいいので、ためずに射精することが元気な精子を保つポイントです。

下着、サウナ、PC、自転車…から精子を守ろう!

ぴっちり下着は避けてトランクスを

「下着は風通しのよいトランクスを。ぴっちりしたジーンズなども、長時間はくのは避けるのが無難です。というのも、精巣の精子をつくる造精機能は、熱にとても弱いのです。睾丸がぶらぶらしているのも、熱を上げないように涼しくするため。日本人の平均体温は37度前後ですが、精巣の機能を保つには35度が理想的なのです。このわずか2度の差で、精子形成が悪くなってしまうので要注意です」

陰嚢冷却用の下着も発売されています。岡田先生たちが検討したところ、陰嚢温度が1度低下したそうです。

「この1度、というのは、かなり重要です」(岡田先生)

興味のある人は、下記のサイトも参考にしてみましょう。

サウナ、長風呂、膝上PC操作に注意

同じ意味で、サウナや長風呂で局所をあたためるのも、元気な精子のためには避けたいこと。また、膝の上でPCを操作するのも、熱が下半身に伝わりやすいので気をつけて。

「股間は涼しく保つ」と覚えておきましょう。

自転車で股間を刺激しすぎない

さらに、股間の刺激で注意したいのが自転車だといいます。

「長時間、前傾のライディング姿勢で自転車に乗ると、サドルが男性器近くの会陰にあたって、ペニスへの血管を傷つけるおそれがあります。これがEDにつながることがあるのです。また前立腺が炎症を起こすと精子の輸送が妨げられ、精子の運動率が下がります。長時間乗るときは、股間を保護するようなサドルに変えたり、サドルからたびたび腰を浮かせて会陰の血流を確保しましょう」

育毛剤に注意しよう

そして、最後は育毛剤。AGA(男性型脱毛症)の治療薬でフィナステリドを主成分とする治療薬が対象といいます。

「この薬の成分には男性ホルモンの作用を抑える働きがあり、抜け毛と同時に男性ホルモンの働きもブロックされてしまうのです。また、副作用として、性欲減退や射精障害、精子数の減少、EDなどが起こることが。副作用が起こるのはわずかな割合ですが、妊活中は髪のケアはお休みするのがいいでしょう」

なるほど〜。ふだん何気なくしていることが、実は精子に影響することがたくさんあるのですね。これはやらなきゃソン!

妊活は「ふたりで一緒に」
の意識が大事

WHO(世界保健機関)の調査では、不妊の原因のうち、男性が占める割合は48%です。つまり、妊娠しない原因は男女半々にあるということ。

「男性が検査を先延ばしにする間にも女性は年齢を重ねます。加齢による卵子の老化は妊娠しにくい原因になるので、ぜひ早く検査を受けましょう。男性もできることに取り組むことが、“ふたりで一緒に妊活している”という意識の高まりにつながります。妊活には、とても大事なことですよ」(岡田弘先生)

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