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もしかしてできにくい!? 不妊リスクチェック![女性編]

2017.07.03

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赤ちゃんを望んでいるのに、なかなかコウノトリが来ない……。もしかして、これまでの生活や日頃のなにげない習慣のせいで、妊娠が遠ざかっているのかもしれません。これからは、不妊にならないよう若いうちからの「予防が大事」という、渋谷橋レディースクリニック院長、久保春海先生。長年にわたり生殖医療に携わり、多くの患者を治療した経験から作られた「不妊リスクチェック」。妊活はまだまだ先、という人も必見です。

監修者プロフィール

久保春海先生
NPO法人日本不妊予防協会理事長
渋谷橋レディースクリニック院長

東邦大学医学部等にて、40年以上にわたり不妊医療に携わる。2006年、女性の一生を通して生殖医学や女性健康医学に基づく不妊の治療法と予防法の開発、啓発等の活動を行うNPO法人日本不妊予防協会を発足。男女の健全で健康な生殖機能の保持と増進に寄与することを願って活動を続けている。東邦大学医学部名誉教授、日本生殖心理学会名誉理事長等を務める。

私って妊娠しにくいの?
まずはチェック!

生理や体型が妊娠と関係する!?

夫婦ともに健康なら、すぐに妊娠できるんじゃないかと思うのですが……。

「健康に毎日を過ごしていると、そう思うかもしれませんが、意外に妊娠しにくくなっていることがあるのです。まずは、自分に不妊リスクがあるのかどうか、チェックしてみてほしいのです」と、久保春海先生。

不妊リスクチェック[女性編]

  • 年齢35歳以上で、妊娠の経験がない。
  • 体重が標準体重(BMI*注1)の範囲をはずれて肥満、またはやせている。
  • ダイエットなどで、急激にやせたことがある。
  • 生理周期が不規則で、3ヶ月以上生理がないことがある。
  • 基礎体温をはかっても、はっきりした高温相がないか、あっても7日間以下。
  • 経血の量が多い、あるいは少なくなったと感じることがある。または月経痛が以前より重く感じる。
  • 喫煙の習慣がある。またはパートナーに喫煙習慣がある
  • 性感染症(クラミジア、淋病、梅毒など)にかかったことがある。
  • 下腹部の手術(虫垂炎、卵巣嚢腫、子宮筋腫など)を受けたことがある。
  • 糖尿病、肝臓、腎臓、内分泌などの慢性疾患の持病がある。または既往歴がある。
  • *注1:
    標準体重(BMI)=体重(Kg) ÷身長(m)2  (18.5~25未満が標準範囲)

チェックの数が多いほど、不妊リスクは高いと考えられます。

30代後半から
卵巣機能が低下、
早めの妊活を

卵子の老化で妊娠しにくくなる

「女性の場合、妊娠する力は20代後半をピークに徐々に低下します。個人差はありますが、一般的には35歳を過ぎるとそのスピードが加速して、急激に妊娠しにくくなります。卵子は生まれたときにその数が決まっていて、誕生後は減り続けます。また、卵子は本人と同じだけ年をとり、加齢とともに染色体異常を起こしやすくなります。そのため、妊娠に結びつく質のよい卵子が排卵される確率が下がり、受精しても流産の可能性が高くなります。いわゆる『卵子の老化』です。また、35歳以降は子宮筋腫などのリスクも高まり、妊娠しにくくなるのです」

早めの妊活が大事なのです。

肥満やダイエットが
排卵トラブルにつながる

肥満はホルモン分泌を乱すことが

「極端に太っているとホルモン分泌がうまくいかず、卵がなかなか育たなかったり、排卵しにくいことがあります。多囊胞性(たのうほうせい)卵巣症候群といって、本来は1個の卵が大きくなって排卵するのに、小さな卵がいくつも育ってしまい肝心の排卵ができないケースも。以前は肥満の人に多く見られたのですが、現在は体型に関係なく起こりますね」

無理なダイエットが無排卵をまねく

「無理なダイエットでやせると、ホルモン分泌を司る脳の司令塔が『この状態で妊娠すると危険!』と妊娠に関係するホルモンの分泌を抑えることがあります。すると、排卵がストップ。そのまま無月経の状態が続くと月経周期が元に戻りにくくなってしまいます。そうなると、排卵誘発剤を使っても効果がないことが多いです。まず、体重を健康体重に戻す努力をしましょう。そうすれば自然に月経が戻ります」

激しいスポーツなどで生理が止まった人も要注意。「生理がない」というのは「排卵していない」ということ。排卵がなければ、自然に妊娠することはむずかしいのです。

基礎体温や生理は
体のバロメーター

基礎体温からホルモン分泌がつかめる

基礎体温は、やはり計ったほうがいいのでしょうか?

 

「ぜひ、つけてください。妊活のベースとなる貴重な情報元です」

たとえば、生理から排卵までの低温期には、卵子を成熟させる卵胞ホルモンが分泌されています。排卵後の高温期は受精卵の着床に向けて、黄体ホルモンが分泌されます。また、生理から次の生理までの間隔は26~35日くらいが目安。体調などで多少乱れるのは誰にでもありますが、常に生理が不規則、基礎体温のグラフがガタガタで低温相と高温相の区別がない、高温相があっても7日以内などは、ホルモン分泌が乱れている可能性が高いのです。

生理の状態が変化したら要注意

「月経の状態もよく観察してください。経血量が前より増えたら、もしかしたら子宮筋腫によるものかもしれません。逆に、経血量が減るのは、無排卵月経のようにホルモン分泌に問題があるかもしれません。強い月経痛は、子宮内膜症や子宮腺筋症が疑われます」

妊活するなら、
今すぐ禁煙!

喫煙は赤ちゃんにも影響、パートナーと禁煙を

「女性の喫煙は卵子の老化をまねくばかりでなく、せっかく妊娠しても流産の確率が高まります。また、妊娠中におなかの赤ちゃんに十分な栄養が届かないため、低体重で生まれる割合が高いのです。男性の喫煙は受動喫煙の問題だけでなく、精子の状態を悪くするので、妊活するなら男女ともに、すぐに禁煙です」

性感染症や手術などの
過去が、妊娠に影響!?

性感染症が不妊の原因をつくることも

「クラミジアや淋病などによる炎症が卵管で起こると、卵管閉塞を起こし、不妊の原因になることがあります。性感染症は、お互いに移したり移されたりする病気ですから、パートナーと一緒に検査をして、しっかり治療することが鉄則です」

開腹手術をした人は癒着のリスクが

「虫垂炎、卵巣嚢腫、子宮筋腫などでおなかの手術をすると、骨盤内の臓器が癒着することがあります。卵管が癒着すると精子や受精卵が通りにくくなります。また、卵巣に癒着があると、卵巣機能を低下させる原因に。手術をした人、これから手術を受ける場合は、リスクがあるかもしれないと知っておきましょう」

また、糖尿病、肝臓、腎臓、内分泌などの慢性疾患の持病がある場合、卵巣機能に影響したり、妊娠すると妊娠合併症を起こすなど、注意が必要なケースも。

「妊活の前に、必ず主治医に相談を」と久保先生。

妊活は自分を知ること
から始まる

いかがでしたか? 不妊リスクはありましたか?

過去は変えられませんが、リスクを認識して気をつけること、また毎日の生活の見直しはできます。不妊リスクにチェックがあった人は、早めに病院を受診して専門家に相談しましょう。

「リスクがなかった人でも、妊娠しにくいかも…と思ったら、不妊原因がないかどうか、夫婦で検査を受けてほしい」と久保先生。

妊活の第一歩は、自分の体の状態を正しく把握することから始まるのですね。

参考
日本不妊予防協会

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