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赤ちゃんの言語獲得には「アイコンタクト」も重要

2019.06.06

赤ちゃんの言語獲得には「アイコンタクト」も重要

まねをしながら、様々なことを身に付けていく赤ちゃん。言葉の獲得でも、周囲の人が発する音声をまねる「音声模倣」が重要な役割を果たすといわれています。このとき音声だけでなく、言葉を発している人の口の動きやアイコンタクトなど、顔からの情報の影響も強く受けている――。新しい研究結果が発表されました。

これまでの研究で、乳児は生後5ヶ月ごろまでに「あ」、「い」、「う」といった母音の音声を模倣し始めることがわかっています。でも、これまでそのメカニズムは、よくわかっていませんでした。

今回、京都大学の明和政子教授らの研究チームは、母音(「あ」、「う」)を発する人(発話者)の「口の動き」や「アイコンタクト」といった視覚情報が、音声模倣の促進に関連すると予測して実験を行いました。

この研究のイメージ図

実験1では「顔情報」、実験2では「アイコンタクト」をそれぞれテーマにして、「音声模倣時にどこを見ているか」「実際にどの程度音声模倣を行うか」を調べました。

【実験1】
生後6ヶ月の乳児46名に、「通常の顔(正立条件)」と「逆さにした顔(倒立条件)」のどちらかをモニター上に提示。同時に発話音を、スピーカーを通して聞かせた。

すると、通常の顔(正立条件)を見せたときのほうが、乳児は音声模倣を頻繁に行った。さらに、通常の顔の唇を長く注視した乳児ほど、音声模倣の頻度が高かった。

【実験2】
乳児23名に、「アイコンタクトをしている発話者(直視条件)」と「目を逸らしている発話者(逸視条件)」のどちらかをモニター画面に提示し、同様に発話音を流した。

その結果、アイコンタクトをしている顔を見せたときのほうが、乳児は頻繁に音声模倣をした。さらに、どちらの顔でも、発話者の唇を長く注視した乳児ほど、音声模倣の頻度が高かった。

これらの結果から、発話者の口を見る傾向が強いほど、音声模倣を行う、また、同時に、発話者が乳児とアイコンタクトをすると、音声模倣が促進されるという事実が明らかになったのです。

研究チームは、言語発達の支援法として、乳児の顔を見つめながら発声を誇張して働きかけることが重要だと指摘しています。

とはいえ、アイコンタクトをしながら、ちょっと大げさに赤ちゃんに話しかけるママやパパの姿は、いつもの自然な光景。それが赤ちゃんの言語発達(音声模倣)を促していたなんて――。うまくできていますね。

参考:

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