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3回食になる頃の離乳食の悩みを専門家が解決

2010.12.01

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離乳食が3回食になってくると、それまでは主におっぱいや育児用ミルクから栄養を摂っていた赤ちゃんが食べ物を中心に栄養をとるようなっていきます。
離乳食の重要性が高まると、それを作るママたちはいっそう責任を感じてしまい悩むことも多いようです。

そこで今回は、ベビータウンサポーターの和光堂で、ベビーフードやミルクの開発を担当している専門家の方々に、アンケートで見えてきた、多くのママたちが悩んでいることについてお話を伺いました。
ぜひ参考にしてみてください!

ママ仲間が離乳食・3回食についてどんなことで悩んでいるかのデータも合わせてご覧ください!こちら

お話を伺ったのはこの方!

矢野 彩子さん

和光堂 マーケティング部 ベビーフード担当

笠谷 真一さん

和光堂 マーケティング部
育児用ミルク・フォローアップミルクなどを担当。

3回食の時期に、栄養面で知っておきたいことは?

ベビータウン

メニューを考える時に気をつけたほうがよいことはありますか?

矢野さん

特にこの時期は、鉄が不足しやすいので意識的にとるようにすることが大切です。鉄が不足して貧血状態が続くと、お子さまの成長発達などに支障がでることがあるので積極的にとるように心がけたいものですね。

また、大人の食事でもいえることなのですが、炭水化物、たんぱく質、ビタミン・ミネラルをバランス良く取れるようにこころがけましょう。そのほうが、相乗効果で栄養の吸収もよくなるんですよ。

ベビータウン

具体的に鉄はどのような食材に多く含まれているのでしょうか?

矢野さん

ほうれん草や小松菜、海藻類などにも多く含まれていますが、動物性のもののほうが吸収率が良いので、ベビーはレバーや赤身の魚を摂ることをおすすめします
レバーの下処理などが面倒な人は、ぜひベビーフードを活用してみてください。例えば粉末になっていてお湯で溶いて使うタイプのレバーのベビーフードはとても便利です。プリンをつくる粉末のベビーフードとまぜてレバーのプリンを作ったり、トマトソースとご飯と一緒に炒めてレバー入りのチキンライスを作ったり、茹でたジャガイモと混ぜておやきをつくったりと、赤ちゃんが食べやすいように簡単にアレンジすることができます。また、鉄を多く含んでいるフォローアップミルクを上手に食事に取り入れていくこともおすすめですよ。

ベビータウン

必要な栄養が摂れているのか心配な場合はどうしたらいいですか?

矢野さん

3回食になると栄養の中心は食事になってくるので、食事で必要な栄養がとれているか不安に思う方も多いかもしれません。でも、まだ1度に食べられる量も種類も少ないため、食事だけで完璧にするのは難しいものです。神経質にならずに、昨日は野菜をあまり食べなかったけれど今日はたくさん食べた、1週間のうちにレバーを使った料理を2回は食べさせられたなど、1日単位や1週間単位で栄養バランスを考えるくらいで大丈夫です

ちょうどよい量を食べてもらうにはどうしたらいい?

ベビータウン

少ししか食べてくれない、逆にたくさん食べ過ぎるなど、食べる量について心配しているママが大勢います。どうすればよいでしょうか?

矢野さん

ママが食べすぎかと感じる場合でも、お医者さんに太りすぎと注意をされていないのでしたら、食べたがる分だけ食べさせてあげて問題ないでしょう。ただ、お菓子やジュースなど、味が濃くて糖分が多いもののあげすぎには気をつけてあげたほうがいいですね。
例えば、間食は12ヶ月の赤ちゃんだと100キロカロリーぐらい目安とされているので、ジュースやおやつなどをあげる場合に、参考にしてください。

食べる量が少なくて心配な場合も、順調に成長して成長曲線からずれていなければ大丈夫です。無理に食べさせることで、食べることが楽しくないと感じてしまうほうが良くないですから。ただし、固さや味付けが赤ちゃんに合わなくてあまり食べないこともあるので、調理の仕方には気をつけてあげましょう。

ベビータウン

調理の仕方で気をつけるポイントは何ですか?

矢野さん

一番大切なのは食感なんです。赤ちゃんは食材自体の味が嫌いで食べないのではなく、食感が嫌で食べないことも意外と多いものなのですよ。育児書や市販のベビーフードなどを参考にして、7、8ヶ月はお豆腐の固さを目安に、9ヶ月はバナナの固さを目安に、固さを調整してあげてください。

また、固さだけでなく、とろみをつけてあげることも忘れずに。人は食べ物を飲み込む時、一度細かく噛んだものを唾液と混ぜてもう一度塊にしてから飲み込みます。この時期の赤ちゃんはだ液で塊を上手に作ることができないので、パサパサしたものだと飲み込みづらくて嫌がることが多いようです。あんかけやホワイトソースなどをかけてとろみをつけてあげると飲み込みやすくなって、今まで嫌がって食べなかったものでもすんなりと食べてくれたという話もよく聞きますよ。

味付けはやはり、うす味を心がけましょう。月齢があがってきたからといって急に大人と同じ味付けのものをあげることはなるべくしない方がいいです。一度濃い味に慣れてしまうと、薄味のものを食べなくなることも。
味付けは塩などではなく、だしでうま味をつけてあげると良いでしょう。

鉄が豊富?フォローアップミルクってどんなもの?

ベビータウン

育児用ミルクとフォローアップミルクってどうちがうのでしょうか?

笠谷さん

育児用ミルクは母乳の代わりになるものなので、ある時期までは赤ちゃんが他の食品をとらなくても育児用ミルクだけで成長できるように作られています。それに対してフォローアップミルクは、基本的な栄養は食事からとり、離乳食ではとりづらい栄養を補うなどの補助的な役割のために作られたものです。そのため食べられる量や種類に制限のある離乳食では、なかなか十分に摂取しづらい鉄が豊富にふくまれているなどの特徴があります。味や見た目は似ていますが、目的が全然違うんですね。

ベビータウン

フォローアップミルクを飲んでさらに鉄の多い食事を与えたら、鉄の摂り過ぎになってしまいませんか?

笠谷さん

たしかに鉄は摂り過ぎるとよくないこともあります。しかし1~2歳の食事摂取基準の鉄の上限値は1日にフォローアップミルクだけであれば1.6リットル以上飲まないと超えることはありませんので、普通に飲んでいればまず心配いりません。1~3歳の1日のフォローアップミルクの目安量は400mlです。

ベビータウン

フォローアップミルクはいつ頃からあげたら良いのでしょうか?また、何歳まであげてもよいのでしょうか?

笠谷さん

フォローアップミルクはあくまでも食事から摂りづらい栄養を補うものなので、栄養の中心が食事になっていく、3回食になってからがよいでしょう。また、使用期間の目安として3歳頃までと表記されていますが、これは保育園や幼稚園などの集団生活に入る時期に牛乳が飲めた方がよいという配慮からきたものなので、3歳を過ぎてから飲んでいても栄養面などでの問題はまったくありませんよ。

ベビータウン

フォローアップミルクではなく、牛乳ではいけないのですか?

笠谷さん

牛乳のタンパク質は、母乳やミルク、フォローアップミルクなどと比べて、人間の赤ちゃんが消化しにくい成分が多く含まれていて、アレルギーを引き起こす可能性が高かったり、消化管出血が起こったりするなどの心配があるため、1歳を過ぎてから与えることが推奨されています。また牛乳は鉄の含有量が少ないので、鉄が特に不足しがちなこの時期は、1歳を過ぎてもフォローアップミルクのほうが効率的に足りない栄養を補うことができてよいと思います。

ベビータウン

母乳を飲んでいればフォローアップミルクは飲まなくてもよいのでしょうか?

笠谷さん

母乳は徐々に成分が変化していくもので、鉄の量は少しずつ少なくなっていきます。とはいえ、母乳に栄養が足りなくなるわけではありませんし、母子のコミュニケーションなど様々な効能があるので無理にやめる必要はありません。普段は母乳をあげて、鉄不足が気になるときにフォローアップミルクをあげるなど、赤ちゃんの状態をみながら使い分けると良いと思います

離乳食が3回食になるということは、おっぱいやミルクではなく食事を中心に栄養を摂るようになっていく大切な時期。けれど、まだ必要な栄養をすべて食事から摂るのは難しいからママたちの悩みが多い時期でもあるのかもしれません。この時期の赤ちゃんの発育に合わせた便利なベビーフードやフォローアップミルクを上手に活用して、ママが笑顔で赤ちゃんの成長を見守ってあげたいものですね。

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