プレママタウン

育児支援(サービス・制度・補助金)

体験/アドバイス

ママサークルに参加しよう【育児支援活用シリーズ】

2013.10.04

学資保険相談キャンペーン実施中

育児はどんどん人に頼って、みんなで育てていくのがいちばん!!これまで、ファミサポ、保育ママ、ベビーシッター……などなど、さまざまな育児支援制度や民間事業を紹介してきましたが、こうしたサービスを利用するだけでなく、ママ自らが立ち上がり、自分たちで自分たちを支えていこう!という動きが、あちこちで始まっています。今回は、産後も働き続ける!働き続けたい!ワーキングマザーたちのサークルをご紹介します。

働くママと、
その予備軍が集まる
リアルなコミュニティ

「おはようございま~す」
「あら!ちょっと見ない間にまた大きくなってる!」
「そうなんです、もう5ヶ月になりました~」。

『船橋市勤労市民センター』の和室に、ママ同士の楽しそうな声が響きます。

この日は、『船橋ワーキングマザーの会』のイベント開催日。月1~2回、働くママたちとその予備軍ママ、プレママたちが集まって、情報交換会やワークショップ、勉強会などさまざまなイベントを開いています。

取材でおじゃましたときのテーマは『こんな時どうする!?トラブルシューティング』。

「子どもが熱を出すのは当たり前、とわかってはいても、毎回仕事を休むわけにはいかないですよね…」という問いかけから始まって、仕事をしながら子育てをしているとどんなトラブルが起こるのか、参加者のママ、パパが自分の経験を話していきます。

「子どもが保育園で水ぼうそうに感染してしまい…。症状が落ち着くまで出社できず、どうにもならず、名古屋から実家の母を呼び寄せました」

「子どもの入院で有給を使い果たしてしまった…」

「仕事復帰直後で目が回りそうなときに、なんと、夫が骨折して本当に大変だった」

「病児保育は、意外に使えません…。すごく遠いうえに、必ず空きがあるわけじゃない。子どもの病気は突然なので、そんなときは右往左往、本当に綱渡りです」

「子どもが熱を出したときは、民間のベビーシッターに頼んでいます。でも、高くて…泣きそうです…」。

育休中の人、仕事に復帰して間もない人、復帰から1年後の人、2年後の人、3年後の人…。いろんな時期のママたちが、それぞれの時期の困った場面や、そのときの解決法、今の悩みなどを語り合い、どうすればトラブルを回避できるか、早く対処できるか…といった知恵を共有していきます。

月に1、2回行われるイベント。自分たちの身近な問題を話し合い、勉強し、解決する場。同じ思いのママたちと話すだけでも、ラクになる。パパの参加もOK!

トラブルは必ず起きる!
その前提に立って
考える、備える

「トラブルは必ず起きます。とくに子どもが3歳までは、毎月のように病気にかかる。さらに自分にも夫にも、また親にも、病気や事故の可能性はある。職場での急な残業もあるし。こういうときにどうするのか、我が家の基本ルールや判断基準を明確にしておくと、いざというとき、さっと行動できると思うんですよね」と、『船橋ワーキングマザーの会』代表の高橋奈緒子さん。

高橋さんは、自らの経験やみんなの声、またこれまでに勉強してきたことを元に、「トラブル対応のフロー(流れ)」を作って、話してくれました。

「まず子どもの発熱などのトラブルが発生したら、自分が対応するか、他の人にサポートを頼むか、大きくこの2つの選択肢があると思うんです」

「自分が対応する」となったら、「自分で自分の仕事を調整する」か、それとも「同僚に頼む」かの2つの選択。

「自分で調整」するためには、ふだんから前倒しで仕事をしておく、自宅で仕事ができる環境を作っておく、などの準備ができる。

「同僚に頼む」ためには、日ごろから「仕事を見える化」して、情報共有をはかっておく。いざというときに助けてもらえるような人間関係も作っておきたい――。

「他のサポートを頼む」場合は、夫か、両親か、ママ友か、それとも保育サービスを利用するのか――。

可能性のあるところへの連絡方法や利用方法、対応の手順などをふだんから明確にしておく。申し込みが必要なものは、平時に申し込んでおく。

「こうやって考えていくと、できることは準備しておけばいいし、突然トラブルが起こったときにも、順序だてて考えることができるので、パニックにならず、すばやく現実的な対応ができると思うんです」(高橋さん)。

実践的でタメになる話が盛りだくさん。おしゃべりするだけでもすっきりしてストレス発散になるし、そのうえ、多くの気づきや収穫のあった2時間。明日へのエネルギーを充電して帰っていくママたちでした。

「トラブルは起きてからではなく、起きる前に対策を考えておくとストレスが減ると思う」と、代表・高橋奈緒子さん。職場復帰も果たし、現在、育児と仕事に奮闘中。

この日の参加者は少なめ。でもその分、交流が深まって…。初めてこの会に参加した育休中のママも、「職場復帰したら、どんなことが起こるのか不安でしたが、少し見えてきた。今日来てよかったです!」

みんなの知恵や情報を
共有することって、
すごく大事。

『船橋ワーキングマザーの会』が立ち上がったのは、2012年。

「子育てもキャリアも諦めたくない」「母や妻としてだけでなく、自分の人生も大事にしたい」「実際、働かないとやっていけない」……。働きたい、働き続けたいママ同士が、情報交換し、知恵を出し合い、助け合い、楽しく交流して行こう!そんな思いを持った育休中の女性5人が集まって、結成されました。

現在代表の高橋奈緒子さんは、1年前に人事の仕事へ復帰。子どもは今2歳ですが、当時は育休が終わりに近づくにつれ、「働き始めたら何に困るんだろう…」「朝の準備はどんな風に進んでいくんだろう…」と、誰に聞いたらいいかわからないような細かい疑問が次々に湧き出てきて、モヤモヤしていたのだそうです。

「一人で考えているとすごく焦ってきちゃって、だんだん、子どもはこんなにかわいいのに、本当に働かなきゃいけないの?とか、こんなに罪悪感を覚えてまで私は働きたいの?とか、そんな風に考え出しちゃって……。仕事が大好きで、仕事をしていない私なんて考えられない!と思っていたのに。なんだか自分の根っこがぐらぐらと揺らぎ始めた感じでした」

そんなとき、職場復帰を控えた人同士で雑談する機会があって、「これから不安だね~」「ほんと不安」「できるのかな…」という話に――。

「だったら、いっそ何が不安なのか、どうすれば不安が解消するのかを徹底的に話し合っちゃおう!ということで、"職場復帰"だけをテーマにしたおしゃべり会をやってみたんです。そしたら、予想以上に白熱して大盛り上がり!そのときに"あ、こうやってみんなの考えや知恵や情報を共有するのってすごく大事なんだな"って気がついたんです」(高橋さん)

「みんなで不安を共有すると、不思議と怖くなくなるし、知恵も湧いてくるんです」代表の高橋さん。

「私もそうだよ」
の声が、背中を叩いて
元気をくれる。

『船橋ワーキングマザーの会』は、船橋市を中心に参加者が増え、立ち上げから1年で会員は現在約100名。月1~2回開催されているイベントは、親子の食育講座やマネー講座といった実用的なものから、情報交換会、ヨガ、スイーツ会、フラダンス、クリスマス会などなど、多彩なテーマで行われています。

「講師は知り合いの知り合いなど、つてを頼ってボランティア感覚でやっていただける方にお願いしています。仕事を続けてきたママのまわりには、プロがいろいろいるんです。ママ自身が講師になることも」(高橋さん)

役に立つ育児情報を交換するだけでなく、子どもを預けて働く母のさまざまな「想い」もみんなで共有していきます。

「いろいろつらいことやトラブルはあっても、"赤信号みんなで渡れば怖くない"ではないですが(笑)、"みんなも頑張っているんだから、私も頑張って働いてみよう"って思えてくる。わたしもそうだよ、っていうみんなの声が、背中をポンポンと叩いて、元気をくれるんです」(高橋さん)

核家族が増え、地域とのつながりが弱くなったいまは、子育てで頼れる存在を身近に見つけるのもなかなか大変です。たとえどちらかの実家が近くにあったとしても、親世代がまだまだ働き盛りという世帯も多く、親に頼るのが難しい場合も少なくありません。

東京に近い船橋市は転勤族も多く、見知らぬ土地で親族や友人のサポートがないまま、一人で孤独に子育てをしているママも少なくないのだそう。

「そういう"孤育て"中の人たちが、この会で仲間に出会って、すこしでも不安を解消してもらえるといいなと思っています。また、旦那さんや親にはいえない本心とか(笑)、吐き出せない想いも誰かと共有するとすっきりするんですよね。私自身、この場が本当にストレス発散の場、楽しみの場なんです(笑)」(高橋さん)

勉強会はもちろん、お楽しみ会もいろいろ企画。思いを共有し、日々がんばるママたちの絆は強い。

「ママサークル」を
支援している
行政もある!

この日のイベント参加費は、わずか200円。会議室使用料とお茶菓子代も含めての値段です。これだけ気楽なお値段で参加できるのは、船橋市の「市民公益活動公募型支援事業」の支援があるから。地域での活動が認められて、今年(2013年度)から、活動資金の一部を市が補助してくれています。

船橋ワーキングマザーの会のように、普通のママが立ち上げた「ママサークル」や「ママコミュニティ」は、全国にたくさんあります。こうしたママ同士の助け合い活動を支援している自治体も多く、活動に助成金を出していたり、保健センターや自治体の広報誌などで、各団体の情報発信をしているところも少なくありません。

「船橋ワーキングマザーの会は地域密着型のコミュニティ。子どもを生んでみて、初めて育児が地域に密着したものだとわかりました。生む前は、地域なんてほとんど意識しなかった(苦笑)。地域のママ同士がつながると、実際に役立つ情報がすぐに得られるし、リアルな助け合いもしやすいので、すごく心強い。それに地域のことがわかってくると、行政にも、もっとこうしたらいいのに、とか、こうしてほしいな、という気持ちも生まれてきます。地域がよくなって子育て環境がよくなれば、それは結局、子どものためになる――。いずれは自分たちの思いを行政にも届けて、船橋市の子育て環境の改善にも役立ていきたいと思っています」(高橋さん)

こうしたサークルに共通しているのは「もっと子育てを楽しもう!」「明日をもっと良くしよう!」という前向きな想い。ママサークルは、ネットでキーワード検索したり、保健センター、子育て支援センターや子育てひろばなど地域の施設、また広報誌などで探してみましょう。

そしてまずは、気軽な気持ちで参加してみて。気の合う「マタ友」や「ママ友」に出会えたらしめたもの。育児の楽しさがきっと倍増します。自らサークルを立ち上げて、仲間を募ってもいいですね。

ママサークル 参加・入会の流れ

step1

ネットや子育て支援センターなどで、ママサークルを探し、リサーチ。主催の講座やイベントなどを探す。

step2

気になるサークルの主催者へメール、メッセージ等で連絡。イベント参加や見学などの意思を伝える。

step3

当日、会場へ足を運んで参加

step4

気にいったら、入会。

スタッフのひとり、社会保険労務士の神谷綾さん(左)と代表の高橋奈緒子さん。
「船橋や船橋近郊の働くママさん、働きたいママさん、マタママさん。お待ちしています。いっしょに育児を楽しみましょう」

千葉県船橋市「船橋ワーキングマザーの会」

主催しているところ:船橋ワーキングマザーの会
参加できる人:千葉県船橋市または近郊在住のワーキングマザー、産休中のプレママ、育休中または将来働きたいと考えているママ
開催頻度:月1~2回
入会費:無料
参加費:不定(無料~数百円)

取材協力/船橋ワーキングマザーの会

あわせて読みたい記事

出産予定日の登録

出産予定日を入力してね!
登録するとあなたにおすすめの記事が表示されるよ!

記事をシェアしよう!

プレママタウンとは?

  • 専門家からあなたへのアドバイス!
  • 出産に備えた専用の準備リスト!
  • ママ友が増えて悩みや不安を解消!

プレママタウン
入会キャンペーン

今なら全員に
「ナチュラル ムーニー」オリジナルサンプルプレゼント!

世の中にはさまざまな育児支援制度や民間事業がありますが、こうしたサービスを利用するだけでなく、自ら行動を起こそうという動きが広まってきています。今回は、産後も働き続けたい、ワーキングマザーたちのサークルをご紹介します。妊娠・出産のサポートサイト「プレママタウン」

新規入会キャンペーン
今すぐ会員登録しておむつ試供品をもらおう!