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子育てリラックス館を訪問【育児支援活用シリーズ】

2013.04.03

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赤ちゃんに会える日を楽しみに、一生懸命に育児のことを学ぶママ。でも、実際に育児をはじめてみると、なかなか勉強したとおりにはいかないもの。うれしいことも、つらいことも、ビックリするようなことも、たくさん待っています。ときには、「誰かに聞いてほしい」「他のママはどうしてるんだろう?」と思うこともあるでしょう。
そんなとき、育児をまるごとリアルに共有しあえる場所が、全国にたくさんあります。今回はその1つ、千葉市にある『子育てリラックス館』を訪ねました。

子育て中のママたちが
気軽に集まれる場所

「おはよう!」「元気だったー?」「あら、そうたくん、大きくなったわね~!」。

ママたちの明るい声、子どもたちのはしゃぐ声が響く、『蘇我 子育てリラックス館』。朝10時のオープンとともに、ママと子どもたちが次々とやってきて、今日も20組近い親子が集まってきました。

70畳ほどの広々とした部屋には、おもちゃがいっぱい。レールをつなげて電車を走らせている子、お人形の着せ替えをしている子、ミニキッチンでお料理のマネをしている子もいます。室内用のジャングルジムにぶら下がったり、はいはいで駆け回ったり、わけもなく飛び跳ねている子も……。

そんな子どもたちの相手をしたり、見守っているママたち。エプロンをつけているのが、スタッフ。いつも2名ほどが常駐していて、子どもたち、ママたちの輪の中にいます。ママ同士、ママとスタッフの間で、日ごろの育児の話も自然に出てきます。

「最近、夜泣きがすごいんです~(涙)」とため息をつくママ。「それはママもつらいわね~」「でも、いずれおさまるから、ママも昼寝したりして体力を温存させて…」とスタッフ。すると、その話を聞いていた別のママから「うちもすごかったのよ!」「私なんか力尽きて、子どもの泣き声に気づかず寝てたときもあったよ(笑)」なんて話も飛び出して…。

ちょっと話をするだけで、なんだか気持ちが軽くなる――そんなママたちの憩いの場にもなっています。

部屋の前には、「ようこそ!」ウェルカムボード。歓迎されている感じで、なんとなくうれしい。

太陽の光も入る70畳ほどの部屋で、広々、のびのび。スタッフもいるので、ママも安心して遊ばせられる。

利用は無料。
パパやおばあちゃんも
OK!

部屋には、授乳・おむつ替えコーナーもあります。カーテンで仕切られた中で、ソファーに座りながらゆっくりおっぱいをあげたり、ベビーベッドでおむつがえしたり……。電子レンジやポット、冷蔵庫も完備しているので、自由に利用できます。

午前中だけ利用して帰る親子もいれば、ランチタイムに持参したお弁当を食べ、お昼寝をさせながら帰るという人、午前中に家のことを済ませて午後たっぷり遊びにくるという人も……。16時の閉館まで、みんな思い思いのスタイルで過ごしています。

予約もいらず、利用料は無料。月~土曜日の10時~16時の間なら、何時にきて何時に帰ってもOK。ママだけでなく、パパと子どもでも利用できます。おばあちゃんやおじいちゃんが孫を連れてきたり、ファミリーサポートのサポーターやベビーシッターが、預かっている子どもと一緒に利用してもOK!

千葉市民でなくても利用できるので、実家に帰省したとき、友だちの家に遊びにきたときに来る人もいます。

お昼になると、ランチテーブルがセッティングされる。遊んだあと、子どもたちの食欲は旺盛!

『子育てリラックス館』、
全国にも
同様の施設がある

千葉市の『子育てリラックス館』は、2002年から厚生労働省が始めた「つどいの広場事業」という子育て支援政策の一環としてスタート。育児中の親が気軽に集ってリフレッシュしたり、情報交換ができる"場"をつくろうという事業です。全国各地にある「子育て広場」や「子育て支援センター」「児童館」などの一部も、この事業によって整備されています。

今回、訪ねた『蘇我子育てリラックス館』は、千葉市の委託を受けて、ちばコープが2008年に開設。利用者は、月平均でだいたい600組余り。平成23年度は、645組1410人の利用があったそうです。週1~2回利用しているという人が多く、男性の利用も月30組ほどあります。

常駐しているスタッフは、赤ちゃんをあやしたり、ママと世間話をしたり……すっかり溶け込んでいます。とくに資格は求められていませんが、中には保育士や幼稚園教諭、看護師の資格を持っている人もいます。

「どうぞ、近所のおばさんの家、友だちの家に遊びに行く感覚で、利用してくださいね。もちろん、育児でちょっと困ったなんてときは、私たち自身の育児経験からもお話できますし、専門的な解決策が必要なときは、ご紹介もできます」(ちばコープ・山城淳子さん)

子育てリラックス館の利用の流れ

step1

【来館】利用したい日・時間に最寄りの「子育てリラックス館」に行く

step2

【利用手続き】利用者名簿に住所・氏名・連絡先を記入して、子どもの名札を作ってもらう

step3

【利用】子どもの名札をつけたら館内へ。利用が終わるときに名札を返却し、次回の来館時にはその名札を使用する

  • イベントは事前の予約が必要な場合もある

「昔よくいた近所のおばちゃんだと思って、気軽に遊びに来てくださいね」と、スタッフの山城淳子さん。

小さな赤ちゃん連れも
ウエルカム

いつでも気が向いたときに子どもと行ける『蘇我 子育てリラックス館』には、月に1回、月齢の低い小さな赤ちゃんが集ってくる日もあります。『ねんねベビーの日』です。この日は第1子で生後8ヶ月まで、が条件になっています。

「いつもは小学校入学前の子どもなら誰でも保護者といっしょに利用できるので、曜日や時間帯によっては、大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが元気よく走り回っていることがあります。そこで、初めて小さな赤ちゃんを持ったお母さんでも安心して来られるように、ねんねの赤ちゃんが集まりやすい日を作ったんです」(山城さん)

赤ちゃんの発育発達は、月齢によって大きく違うので、初めてママはちょっとしたことで不安になってしまうもの。授乳の頻度、おしっこやうんちの回数や状態、首すわりの様子、ねがえり、ねんね、だっこ……。そんなとき、同じような月齢の赤ちゃんと出会うと、「うちと一緒だ」とホッとしたり、お互いに悩みを打ち明けて「あるある!」と共感したり。

「ひとりでがんばる"孤育て"にならないで、ぜひここに来てくださいね」(山城さん)

ねんねの赤ちゃん集合の日もある。同じような月齢だと、はじめてママも安心。話も弾みます。

初めてでも
気軽に参加できる
イベントがいっぱい

『子育てリラックス館』を利用しているママたちは、最初はどんなきっかけでやってくるのでしょう?誰かと話したかったから、寒い季節や暑い季節に遊びに行くところがほしかったから、子どもの首が据わったから…と、いろいろですが、「イベントに参加したことがきっかけになった」という人も多いようです。

たとえば、初めてのママやパパも参加しやすいように、月2回ほどイベントを開催。ベビーマッサージや水あそびなど赤ちゃん向けのプログラムのほか、月1回は必ずパパ向けのイベントも!子ども用のいすを手作りする木工工作のワークショップや、赤ちゃんのいる家庭の地震対策、パパ向けのはみがき講習会など、内容もバラエティに富んでいます。

特に人気が高いのは、「リサイクルの輪!」。着られなくなった服やベビー用品を持ち寄って、無料で交換します。この日のために朝早くからやってくるママもたくさんいます。

そのほかミニ運動会、クリスマス会など、家族で参加できるイベントも。

「いろいろな人が、一度行ってみようかな?と思えるように。イベントが利用のきっかけになるといいな、と思って企画しています」(山城さん)

パパたちも参加できるイベントも企画。イクメン養成(?)にもひと役買っています。

ベビー服、ベビー用品のリサイクルイベントは、いつも大盛況!

ママたちの
自主的な活動も応援

子育ての楽しさと大変さをわかちあいながら、育児情報を共有できる"ママ友"。『子育てリラックス館』で出会い、仲良くなって、友情を深めていくママたちも少なくありません。さらに、自主的なサークルを立ち上げて活動しているママたちもいます。

前述の『ねんねベビーの日』を卒業したママたちが、今度は自分たちで『はいはいベビーの日』をつくって活動を継続、交流の輪を広げています。

手芸サークル、ヨガサークルなども立ち上がっています。デザイン経験を活かして、『子育てリラックス館』の広報ツールや、イベント告知のチラシづくりに協力しているママもいます。ときにつらくなってしまう育児を、自分たちの力で積極的に楽しみ、喜びに変えていく――そんな力強いママたちです。

「ここ蘇我のリラックス館には、ママたちが無料で利用できる、21畳の和室もあります。さまざまなママサークルの活動、育児支援に活用してください」(山城さん)

掲示板には、ママたちの自主サークル案内がたくさん。気の合う仲間が見つかれば、育児はもっとラクになる、楽しくなる!

子育てサークル、子育て支援の活動には、こんな広い和室が無料で使える。

子育てリラックス館、
利用者ママの声

『子育てリラックス館』を利用しているママたちに、話を聞いてみました。

もうすぐ1歳という女の子と一緒にきていたママは、マット遊具でキャッキャッと遊ぶ赤ちゃんを追いかけながら、インタビューに答えてくれました。「毎日とにかく動くようになっちゃって、家にいるとあっちでものをひっくり返し、こっちで壁にぶつかり…と大変なんです。ここに連れてくると、思う存分体を動かせるので、お昼寝もぐっすりしてくれて助かります(笑)」。

生後3ヶ月の赤ちゃんと3歳になるお兄ちゃん連れで来ていたママは、しばらくぶりの来館だそう。「やっと首がすわったので、二人目も今日デビューしてみました(笑)。家にいるとどうしても赤ちゃんのペースになっちゃって、お兄ちゃんが退屈していたので、今日はストレス発散できたかな。いっしょに連れてくることができてよかったです」

生後すぐからここに来ていて、偶然にも赤ちゃんのお誕生日が数日違いだった、というママ同士は、子どもが3歳に近くなったいまでも、よく一緒に来館しているそうです。「家に一人でいると息が詰まって、うちの子はこれで発達、大丈夫なの…?とか、悶々と考えてしまっていました。でも、ここに連れてきたら、月齢の近い赤ちゃんが似たような行動をとっていて、"あっ、それでいいんだ"と安心しました(笑)」

3歳になる女の子のママは、最近、引っ越してきたばかり。以前は保育園に預けて働いていたそうですが、引っ越してきてからは、昼間、子どもと二人だけ。時間を持て余していたそうです。「毎日ショッピングをしにいくわけにもいかないし…。こういう施設があって大助かりです。どうやらうちの子、赤ちゃんが好きみたいで、遊びにきている小さな子のお世話をしたがるんです。娘の新しい一面を知ってびっくりしました」。

どのママもみんな"ここがあって本当に助かった"と語ります。初めての育児は不安なことばかりですが、子どもを気兼ねなく連れていける場所があるだけで、育児中のママは救われるんですね。

  • ママたちが気軽に集まれる『子育てリラックス館』のような場所は、全国の自治体にあります。名前や運営方法はいろいろなので、ぜひ役場の子育て支援課などに問い合わせて、近くの施設をのぞいてみてください。

「ここがあってよかった~!」「助かる~!」と、ママたちの評判は上々です。

『蘇我 子育てリラックス館』

事業を行っているところ:千葉市の委託で、ちばコープ(現コープみらい)が運営。
利用できる人:小学校就学前の子どもとその保護者
利用時間:10:00~16:00
利用料:無料
休館日:日曜日、祝日、年末年始

『蘇我子育てリラックス館』は、元保健センターだった場所を利用。

取材協力/蘇我子育てリラックス館

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