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あせも&おむつかぶれ予防にはベビーパウダー

2012.06.06

あせもやおむつかぶれは、ほとんどの赤ちゃんが経験する肌トラブル。その対策には、肌をサラサラ・スベスベに保って予防することが基本です。
あせもやおむつかぶれの予防によく使われるのがベビーパウダーですが、正しく使わないと逆効果になってしまうことも。ベビーパウダーはどのように、どのくらいつければいいのでしょうか?
ここでは、ベビーパウダーの役割や成分、あせもやおむつかぶれを防ぐための正しい使い方をご紹介します。

取材協力:和光堂wakodo

あせも・おむつかぶれの
予防法は?

こまめに着替えやおむつ替えをして、毎日おふろに入れていても、あせもやおむつかぶれを避けて通るのは難しいとさえ言われています。あせもやおむつかぶれがどのようにできるか、どうすれば予防できるかを知って、毎日のケアに取り入れましょう。

あせも

なぜできる?

私たちの体は汗を分泌することで体温を調節し、体内に熱がこもるのを防いでいます。赤ちゃんは小さな体ながら、大人と同じ数の汗腺があります。汗の通り道である汗腺から大量の汗をかいても汗がうまく出ず、つまってしまうと、そのまわりに炎症が起き、赤くなってかゆみが出てきます。この状態があせもです。皮膚の表面に汗や汚れが残っていたり、首や手足のくびれなど汗の蒸発しにくいところは要注意です。

どう防ぐ?

  • 厚着や布団のかけすぎに気をつける。
  • 室温に注意。
  • まめに入浴させたり、汗を拭き取ったりして体を清潔に保つ。
  • 汗が残りやすいくびれ部分には特にベビーパウダーをつけて汗の蒸発を促す。

おむつかぶれ

なぜできる?

おしっこや汗などで、おむつの中の皮膚の角層の水分量が増加し、ふやけてバリア機能が低下した皮膚が、摩擦や排泄物などの刺激を受け、炎症を起こした状態がおむつかぶれです。特におしっこやうんちの回数が多く、ゆるゆるうんちの低月齢の赤ちゃんはかぶれやすいようです。

どう防ぐ?

こまめにおむつ替えをして、汚れをきれいに拭き取るか洗い流すなどしておしりを清潔にしましょう。そのあと、ベビーパウダーを薄くつけ、汗の蒸発を促すとともに、おしりをやさしく保護します。

ベビーパウダーの
役割は?

ベビーパウダーには大きく2つの役割があります。1つは、肌から汗や余分な水分をどんどん蒸発させ、乾燥させる働き。これはパウダーをつけると、その粒子によって表面積が増え、毛細管現象で、粒子の間に水分や汗の吸収や蒸散が促されるため。ぷくぷく赤ちゃんの首やわき、足のつけ根など、タオルなどでは拭き取りにくいくびれの部分の汗や余分な水分を蒸散させ、肌をさっぱり清潔にしてくれます。
もう1つは、皮膚がこすれる部分の摩擦を防ぐ働き。ベビーパウダーをつけると滑りやすくなるため、肌着やおむつのゴムの当たる部分がこすれたり、股ズレになったりするのを防ぎます。妊娠してデリケートになったプレママのボディスキンケアにもぴったりです。

ベビーパウダーは
何でできている?

ベビーパウダーの主成分は、タルクもしくはコーンスターチです。どちらも、肌のべたつきを抑える効果がありますが、手触りが微妙に違います。それは、水分を蒸発させる仕組みが異なるためなのです。

タルク

天然鉱石の滑石(かっせき)を粉砕したもの。撥水性(水をはじく作用)と滑沢性(なめらかで光沢がある)があり、化粧品にも多く使われています。毛細管現象(細い管状のものを伝って液体が上昇する現象)によって、タルクの粒子の間に汗を吸収させ、水分や熱の放散を助けます。

コーンスターチ

とうもろこしのでんぷん。吸水性にすぐれているため、余分な水分を吸い取り、乾きすぎると放出して水分を適度に保ちます。タルク主成分のベビーパウダーに比べ、ややしっとりした肌ざわり。プリンの凝固剤、ビールの発酵原料など食品にも多く使用されています。

その他の成分

酸化亜鉛

毛穴や汗腺に作用して、肌をひきしめる収れん作用と肌を守る保護作用があります。肌を乾燥させ、細菌の繁殖を防ぎます。

アルジオキサ

ヨーロッパでは古くから民間薬として傷ややけどの治療に使われてきたもので、今では化粧品や医薬品に使われています。新しい細胞の生成を促す作用と収れん作用があります。

モモの葉エキス

モモの葉に含まれるアミグダリンやサポニンには抗延焼作用、殺菌作用、収れん作用があります。

なつかしい香りの元は?

日本で初のベビーパウダーは1906年和光堂から発売された「シッカロール」です。なつかしいシッカロールの香りの元は「ヘリオトロープ」という成分。このヘリオトロープは、日本に初めて入ってきた香水と言われていて、夏目漱石の「三四郎」にも登場しています。

  • 上記の成分が、すべてのベビーパウダーに含まれているわけではありません。商品によって、成分は異なります。

ベビーパウダーの使い方

汚れた肌につけても、サラサラ、すべすべにはなりません。きれいに汚れを落とした清潔な肌につけましょう。汗腺は全身にあります。あせもなどが気になる場所はもちろん、全身につけてあげれば、赤ちゃんもさっぱり気持ちよくなります。

(1)清潔な肌につける

汚れた肌につけても、サラサラ、すべすべにはなりません。きれいに汚れを落とした清潔な肌につけましょう。汗腺は全身にあります。あせもなどが気になる場所はもちろん、全身につけてあげれば、赤ちゃんもさっぱり気持ちよくなります。

(2)つけすぎはNG

肌に白さが残らないぐらいにつけるのが適量です。ダマになったり厚塗りしたりしないよう気をつけて。特にしわやくびれの奥に、かたまりが残らないよう気をつけましょう。

(3)ママの手やパフは清潔に

パウダーを塗布するママの手やパフは清潔にしておきましょう。ママのファンデーションのパフと同様です。パフが汚れたら洗うか、新しいものに交換して。

(4)パタパタはたくのはNG

パフでパタパタはたくのではなく、軽く押さえるようにしてつけます。手でつける場合は、パウダーを手に取り、両手をこすり合わせうっすらと白くなった手のひらでなでつけるようにつけましょう。

(5)おしり専用パフがあるとベター

全身用とおしり専用と、パフを使い分ければ、衛生的です。

プレママタウンの
オススメはコレ

おふろ上がりにベビーパウダーをつけるだけで、さっぱり感はぐんとアップ。赤ちゃんのあせも・おむつかぶれ対策だけでなく、家族みんなで使って、サラサラ・スベスベのお肌に。

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